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今年のニュースと、今日のおしゃべりのこと(文フリ京都に向けてスペースします)
年の瀬!
27日からお休みに入っているのだけれど、もう休暇が3日目に入ったということに戦慄している。このまま何も為さずに10日間が過ぎそう。
おそらくこれが今年最後の更新になるので、今年の振り返りでもしてみようか……と少し思いを馳せてみたら、今までの人生の中でもトップ3に入る激動の年でちょっと笑った。せっかくなのでひとつひとつ振り返ります。
①職種を変える
社内公募に乗っかって、未経験の部署に異動したのが4月のこと。
自分で希望したこととはいえ、本当に望んでいることなのか、それとも過去からの執着のようなものに踊らされているだけなのか……というのが少し不安な異動でもあって、こんな記事も書いていたのだけれど。
(有料記事です、すみません)
いざ始めてみると、思った以上に楽しかった。前の職種は仕事そのものではなくて、結果からくる達成感とか評価をやりがいにしていた節があるのだけれど、今の職種はなんというか、結果だけじゃなく過程もまるごと楽しめるような。
仕事でご一緒するほかの部署の方からは「そっちの部署で仕事を楽しめる気がしない」と言われることが多い一方、同じ部署の同僚は私と同じようなスタンスの人がたくさんいるので、仕事に向き不向きってやっぱりあるんだなあ、と感じる。
とはいえ最初の3カ月ほどは本当に大変で、未経験から始めるにはちょっと工夫がいる職種だと感じた(この職種だけでなく、どの仕事もそうなんだろうけれど)ので、いつか同じような希望を持つ人に向けた記事なんかも書けたらいいな。
②単身赴任を始める
職種の変更に伴って、単身赴任が始まった。
夫とは結婚するまで遠距離で、それが結構精神的に負担だったこともあり、またあの生活に戻るのかと辛い気持ちになっていたのだけれど、今のところうまくやれている……と思う。
精神的なところでは、夫との家(大阪)が本拠地、勤務先(東京)が仮の住処だとはっきりわかっているところが大きいのかもしれない。私と夫との間で、「いつか私は大阪に帰ってくる」という認識が共有されている安心感、と言おうか。
結婚する前、お互いが一人暮らしをしていた状態では、将来どこに住むのか、仕事はどうするのか、そもそもいつまで今の関係を続けていけるのか、そういった生活の基盤に関する将来像があやふやだった。当時私があれだけ不安定だったのは、すぐには会えないというさみしさのほかに、将来があまりにも不明瞭だ、ということからくる不安が大きかったんじゃないかと、今にして思う。今回そこが解消されているのは非常に有難い。
あとは、私の働き方がかなり柔軟だというのもあると思う。仕事の進め方はほとんど自分で決められるし、テレワークやフレックスも活用できるので、うまく調整ができれば月の半分を大阪で働くことも可能だ。転勤前に想像していたよりも、夫と過ごせる時間は長い。転職前は出社が基本の仕事だったので、今の環境へのありがたさを日々噛み締めている。
③猫を飼い始める
保護猫カフェで運命的な出会いを(一方的に)果たしてしまい、11月から猫が家にやってきた。信じがたくかわいい。
信じがたくかわいい猫の魔力によって、ケージや脱走防止柵や爪とぎやキャットタワーや猫ベッドやニトリのラグ(猫に好評だと猫飼い先輩の母から教えてもらった)がどんどんと家に持ち込まれ、リビングがどんどんとダサくなっていく。
インテリアをどうにかしたいとこういう雑誌に飛びついたものの、
富とセンスが無尽蔵に湧き出してくるタイプの人間でないと、猫とのおしゃれな暮らしは達成できないと断念。猫ベッドがさんまんえんだいなんだぜ。
ごめんもーしょ(猫の名)、このまま俺たちとダサい家で生きて行ってくれ。
その代わり、この家でいちばん眺めのよい場所もいちばんあたたかい場所も君に譲るよ。
④メンバーシップを始める
noteでの変化だと、いちばん大きいのはこれだと思う。
うちのお二階、まだまだキャパあります。
「居酒屋の二階でひそひそおしゃべり」というコンセプト通り、私がまったく有益でない与太話を振りまき続ける場となっている。
世間様に大公開するにはちょっと気の引ける、個人的過ぎる話や性格の悪すぎる話やしょーもなさすぎる話をこっそりつぶやける場所、めちゃくちゃありがたいです。メンバーさんに提供できるものよりも、私がメンバーシップがあることで得られているもののほうが格段に多い。
ということをつらつら書いた記事が、有料にもかかわらずたくさん読んでもらえてうれしかった▼
来年はもう少し、掲示板を活用できたらいいなと思っています。
今はほぼ特典記事を読んでいただくだけの場になっているけれど、メンバーさん同士の交流が生まれる工夫とか、したほうがよいのかしら。ニーズあるかしら。
⑤文フリへの出店を決める
今いちばん時間割いてるやつ。寝ても覚めても文フリ準備のことばかり考えている。
自分の本はずっと作ってみたいと思っていて、でも手順が複雑そうすぎてしり込みし続けていたのだけれど、いざ取り組んでみると思ったよりもスムーズにできた。もっと早くやってみればよかったな。
今回作った本についての記事はこちら。通販も実施予定なので、文フリへ行く予定のない方もよろしければ覗いてみてください。
準備の過程ほか、文フリ関連の記事はこちらのマガジンにまとめています。
ということで、今年の振り返りでした。改めて見ると激動すぎる。
昔は環境の変化がすごく苦手だったのだけれど、年齢を重ねて鈍感になったのか、どの変化も楽しめるようになったのはよかったなと思っています。
来年は今年起きた変化を、もっと良いものに育てていく年にしたいな。
そしてそして、初めてだらけだった2024年、たぶん最後の「初めて」。
X(Twitter)のスペースで、文フリをテーマにおしゃべりします!
本日12/29 21時から、1時間程度の予定。
年末のお忙しい時期とは思いますが、文フリやZINE作りに興味のある方は、よろしければぜひ聞きに来てください。途中参加・途中退出大歓迎です。
12/29 21:00から、オガワヒカリさん@ogawahikari と中島浮世さん@hon_to_sake と私の3人でスペースします!
— そうじき@文学フリマ京都9【う-21】 (@ka_soujiki) December 24, 2024
浮世さんは #文学フリマ京都 でフードエッセイを販売予定です。初出店同士・食いしん坊同士です。
オガワさんは文フリ京都に来場予定です☺️創作大賞2024(最終落選)同期でもあります!笑
主催の早時期 仮名子さんは、同じく文フリ京都9に初出店予定。
初出店で4冊の本づくりをこなし、しかもどれもめちゃくちゃ良い本の気配……! という、パワフルかつ創作愛に溢れた方です。
装丁を8回変えたエピソードが大好き。
一緒にお話ししていただくオガワ ヒカリさんとは、今回が初めまして。
実はお二人とも、今年の創作大賞では小説部門で中間選考を突破されたとのこと!
最近ごく短い小説を書き始めた身としては、長編のフィクションを書かれる方の頭のなかはすごく気になるところ。いろいろお話うかがうのを楽しみにしています。
▼オガワさんの中間選考突破作
それでは皆さま、よいお年をお迎えください!