マンゴーをSNS時代に効率よく販売する仕組みづくりについて12章
1.SNSマーケティングと資金調達
さて、これまではSNSマーケティング群を構築し、SNSレバレッジ論をつかって自分の分身となるSNSオンラインフリマ統合群を構築してきた。またそれらを用いて、知名度戦略を立て自己をネット上にアップロードして、媒体を増やすことに注力してきた。
第二部の構成
第三部では、これらの媒体に加え資金調達という目的が追加される。まず、第二部に構築してきたSNSマーケティング群を用いて、それらを土台としてマネタイズプランを構築してきたが、ここで重要となるのが、顧客やファンからマネタイズを引き出すための信用や信頼を構築することである。その裏付けとして構築してきたのがSNSオンラインフリマ統合群となる。その構成素材となるSNSは下の図にまとめた。そしてオンラインフリマとは、レンタルショッピングカート、モール型フリマアプリなどの総称である。これに関しては、第二部までに記述した通りである。
第三部の構成
図を見てもらえればわかると思うが、第三部では、集客性のあるオンラインコンテンツや低リスクな資金調達を効果的に行うための部になる。ただし借入金はハイリスクなのでこのマネタイズプランには組み込まない。
具体例
まぐまぐなどの有料ブロマガ、分身させた自分を上場するValu、クラウドファンディング、オンラインサロンなど
利用できる資本の確認
第三部で活用するツールは三種類に分けられる。これらは資産と呼ぶことにするが、その内訳は、物権、債権、媒体である。
・媒体
まず今までに構築してきたのは、下の図でいうところの媒体である。これに関して本書は、SNSマーケティング群と称しており、第二部までに自前の媒体を構築することに主軸を置いてきた。ちなみにこの媒体は、IT革命により、変動費を限りなくゼロに抑えることができることはしゅうちのとおおりである。また自前の媒体を持つことによって、広告費というアドバンテージの高い変動費をカットすることができる。さらにSNSレバレッジ効果がf期待できる最もコストパフォーマンスの良い媒体資産となる。
・物権
物権を構成する内容は、土地、不動産、機械類などの設備である。ちなみに筆者はすでに物権に関しては調達済である。たとえは、マンゴーを生産する農園、マンゴーを貯蔵販売する建物、農業を行う機械類これらを調達する必要に関しては、事業者が販売する商材がどのようなものになるかによって変わるのが通説である。たとえば、情報商材は情報収集をするための本であったり、インターネット環境、商材を作るためのパソコン、スマートフォンなどがそれにあたる。
・債権
これに関してはいたってシンプルであるが、簡単に言うと、貯金をする銀行口座、決済資金である現金、株などの有価証券、ビットコインやValuなどの仮想通貨である。それぞれの調達方法は以下である。
貯金=銀行預金、ペイアプリ、プリペイド、クレジットカード
現金=事業所得、クラウドファンディング
有価証券=株、投資信託、債券
仮想通貨=取引所、Valu
以上を図にまとめたのが以下なので参考にしていただきたい。
結論
資金調達の問題だが、起業をするまたは自営業の場合、給与所得が見込めない場合も多々あるのが現状だが、この給与と得も固定的なものであり、資金調達の手段としては限定的となる。さらに言うと事業所得に関しても同じことが言えるだろう。そこで、第三部では、事業所得の多角化と称して、クラウドファンディング、オンラインサロン、Valu、仮想通貨取引所の仕組みを使い資金を調達することが必要となる。事業所得の多角化は、電子書籍、ブロマガ、YouTubeの動画などのストックビジネスコンテンツを作成し売り上げ収益を持続的に調達することが必要手段となのだ。
2.資金調達の変遷
資金調達には様々な手段があるが、本項では、その変遷について書いていくことになる。
・給与所得
まずはこの給与所得であるが、全体所得からの比率を圧縮する必要がある。
・事業所得
圧縮するのに最も手っ取り早いのが、この事業所得である。世間で言われている副業などもこれに入るが、副業と事業を多角化することで給与所得の比率を圧縮することができる。
・配当、利子所得
これに関しては有価証券の配当金などのインカムゲイン、有価証券の値上がり益と仮想通貨の値上がり益であるキャピタルゲインがそれにあたる。
・資金調達
資金調達の手段として挙げられるのがクラウドファンディングである。これに関して主題としているのが第三部のないようである。そのほかにも、オンラインサロン、Valuで自己トークンを上場するという事なども例として挙げることができる。
資金調達のルート
先ほどまでの内容をまとめると以下の図になる。
①
給与所得、事業所得、配当,利子所得
②
資金調達
資金調達の流れとしては、①を先行して行う事である。それはなぜかというと②を行うためには信頼または信用が必要であるという事があげられる。たとえば、私が第一部で事業内容のブログを書きそれをSNSや電子書籍に変換したことを挙げるが、それを読んだり見たりした読者や顧客などのいわゆるファンを集めるためには必要な工程であったといえるだろう。
それらが、フリマアプリやレンタルショッピングカート等と結びつき売り上げが発生する。SNSマーケティング群の構築はその一環であった。さらに言うと、それらを増やすことで自分にレバレッジをかける事に注力するという事が重要なのが読者にも理解できたと思う。
第二部では、信用をともなうSNSマーケティング群を構築することに尽力した。図のVariable SNS Coreに注目していただきたい。ここで使うSNSは、Facebook、LINE公式サイト、Googleマイビジネスなどである。特にFacebookは、デメリットが多いように思われるが、第三部につながるSNSとして参入しなければならないツールであるといえるだろう。
3.トマピケティの応用と資金調達のポジショニング
トマピケティに関しては、本書を読んでいただければわかると思うが簡単に図にまとめると以下になる。
本書ではいろいろなものをポジショニングしてきた。以下の図はその例である。
第三項ではトマピケティのr>gの法則を応用して、各資金調達の手段をポジショニングする。まずは縦軸に流動性をとる上に行くほど流動性が高く下に行くと流動性が低いことになる。つぎに横軸に固定的から変動的という軸をとる。さらに本項では、先ほどの図に加えて、4種類種類の概念を追加する。
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