7月に読んだ本まとめ【6冊】
7月に読んだ本のまとめです。
今回はネタバレなしです！
安心して読み進めてください。
☆の数は評価というよりも私の好み度具合です。
☆5 最高だぜ！
☆4 めっちゃ面白かった！
☆3 面白かった！
☆2 私には合わなかった…
☆1 最後まで読めず…
こんな感じ。
『オルタネート』加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
新潮文庫
高校生限定SNS「オルタネート」。
過去の失敗に悩みつつも、調理部部長として部員をまとめながら料理コンテストに挑戦する高校3年生の蓉。
「オルタネート」の新機能、ジーンマッチで運命の相手を探す高校1年生の凪津。
バンド仲間に会うために高校を中退し、音楽家の集まるシェアハウスに住み始めた尚志。
そして文化祭の初日に起こる、ある奇跡。
青春真っ只中の3人の未来の行方はー。
青春サイコー！！！
久しぶりに素敵な青春小説に出会えた！
クライマックスシーンは感情移入しすぎて、ちょっと泣きました。
正直にいうと…加藤シゲアキさんの本はあえて避けていたんです。
芸能人の書く本って…ねぇ？←完全な偏見です
でも読んでみて、その考えが間違っていることに気づいた！
文書は読みやすいし、お話も面白かったです。
他の作品も読んでみたい。
『卒業生には向かない真実』ホリー・ジャクソン
ホリー・ジャクソン
創元推理文庫
大学入学直前のピップは、悪質なストーカー被害に合っていた。
謎の落書き、切り落とされた鳥の頭…
その手口が6年前に起きた殺人事件に似ていることに気づき、調査を始めるがー。
自由研究シリーズの第三弾にして、最終巻。
はああああああああぁぁぁ…
もう言葉が出ない。
3部作長かったけれど、長さを感じさせないとても濃いお話でした。
ここ最近読んだ海外小説の中でダントツで面白い。
でも結末が想像とは違って、少しもやもやが残ってる。
『狐笛のかなた』上橋菜穂子
上橋菜穂子
新潮文庫
人の心の声が聞こえる「聞き耳」を亡き母から受け継いだ小夜は、ある日犬に追われていた霊狐の野火を助けた。
しかし、その事がきっかけで国同士の争いに巻き込まれてしまい…
素敵な物語をありがとう。
私、上橋菜穂子さんのファンタジー大好きなんです。
存在しないはずの世界だけれど、上橋さんの書く世界は細かいところまで見えてくる。
今回もそんなお話でした。
『狐笛のかなた』はもともと児童文学らしいけど、全然のそんなの関係ない！
面白かった！満足。満足。
『何者』朝井リョウ
朝井リョウ
新潮文庫
就活を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブへ。
すると会場には光太郎の元カノ瑞月の姿がー。
瑞月の友人・理香が拓人たちと同じアパートに住んでるとわかり、理香の彼氏・隆良を交えた5人は、就職活動対策をきっかけに集まるように。
それぞれの本音や自意識が彼らの関係を次第に変えていくー。
何この共感性羞恥心を刺激される話…
めっちゃ心エグってくるじゃーん！！！
読みながらずっと自己嫌悪…SNSの使い方は気をつけようと思いました。
朝井リョウさんは繊細な心理描写がとても上手ですよね…もう…共感しすぎちゃって怖い。
エッセイしか読んだ事がなかったので、ギャップに驚きました。
この本は自戒のために定期的に読み返したい。
『DRY』原田ひ香
原田ひ香
光文社文庫
離婚して子どもたちと引き離された藍は、生活が困窮し、祖母と母が住む実家へ出戻ることに。
お金と男にだらしない母、高齢の祖母。
生活力のない藍たちを助けてくれたのは隣に住む美代子だったのだが…
重い！暗い！重い！
☆を2にした理由は、「つまらない」ではなく内容が単純に好みではなかったから。
多分2度と読まないけれど、すごく衝撃的な内容でした。
読み終わった後、すごく嫌な気持ちになった。
嫌な気持ちになるほど、この物語がリアルだったんだと思う。
『ざんねんなスパイ』一條次郎
一條次郎
新潮文庫
73歳の新人スパイ、コードネームは「ルーキー」。
初任務で暗殺するはずの市長と友達になっちゃって…！
世界観ブッ飛んでて頭が追いつかない。
ところどころ理解できなくて…多分これが一條ワールドなんだと思う。理解しようとする方が間違ってるのかな？！
クスッと笑えるシーンもたまにあったんだけど…あの、やっぱり理解できない…！！！
おまけ
実は7月に読んだ本はまだまだあるんですが、画像データを消してしまったので続きが書けません…(´；ω；`)
「えー？！きになるよォ〜」って方はインスタの方にまとめてあるので、こちらをみていただければと思います！ごめんなさーい！
それではまた次の記事でお会いしましょう！
素敵な読書ライフを(*´ω`*)ノ
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