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自分の影響の輪
なんか調子悪いから病院行ったのに、更年期かなーって言われて様子見るしかないとか…
何が原因があってこの症状が出てるんじゃないかと心配なのに、なんでもかんでも更年期で片付けられるとか…
これ、よくお客さんのお姉さま方から聞くんですよね…
これから更年期を迎える私はいろいろな症状と世間の対応を聞いてビビってるところなんですが。
髪だって髪質のせいにされたり癖のせいにされたり、すんごくよくある話ですよね
この髪質だからね…とか癖が強いからどうのこうの…とか、自分ではわかっていても、他人からそんな風に言われたら少し残念な気持ちにもなりますよね
親にそっくりのこの髪質で子供の頃から生きてきてるんですけどーって。
最近読んだ本に、こんなことが書かれていたんです
後天的な影響が大きいとしたら、「自分でなんとかできる」余地も大きいということでもあります。
大人髪の悩みを自分でなんとかできると言ってくれている。あぁー、寄り添ってくれてるなって感じましたね。
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髪と頭皮の研究を行っている著者が
髪や頭皮についての基礎知識やマニアックな話、研究によってわかってきたこと、ケアの方法などを、わかりやすく説明してくれる本なんですが
そのなかに
髪の老化が加速しやすい人としにくい人の差とは何か?
という章があり、
髪がしっかりしていて「面」で整っている人は、老化が加速しにくく
髪の太さに関係なく、「面」で整わず、ざらついている人は、加速しやすい
とありました
出た!
なんでも髪質で片付けられるのが1番イヤなのよ、
どうすることも出来ないんだから!!
と、くせ毛の人の気持ちあるあるを味わったんですが、
実は遺伝的なものより 喫煙、紫外線、偏った食生活、睡眠不足、それからポニーテールなどの後天的な影響によるところが大きいのだそうです
と、ここで先程の言葉が出てきたのです
後天的な影響が大きいとしたら、「自分でなんとかできる」余地も大きい
と。
今まさに髪の老化を感じていて、これからも頭皮ケアを継続していくつもりの私の心にはとても力強く響きました
他にも気になる章が
老化のカギを握る「頭皮常在菌」の世界
頭皮で検出される約1000種類もの常在菌のうち、
たった3種類の菌が、頭皮の90%を占めている
というのです
その三大メジャー菌とは、
「アクネ菌」
「表皮ブドウ球菌」
「コリネバクテリウム」の3種類
この三大メジャー菌のバランスを絶妙に保つことが、健やかな頭皮環境のカギを握っているのだそうです
もしバランスが乱れて「コリネバクテリウム」が過剰に増えてしまうと、頭皮に炎症が起こり、薄毛や白髪のきっかけに繋がる可能性があるとか…。
バランスを整える成分も見つかっていて、
自分の悩みに効果のある成分はなんなのか、頭皮ケア、ヘアケア製品を選ぶ時の参考になるんじゃないかな
そんな、菌を意識しながらケアをする
「菌活ヘアケア」
という言葉は、恥ずかしながら初めて聞きました。
頭皮常在菌、あなどれない!
奥深くて面白いなって、ワクワクしちゃいました!
最先端の研究でうねり、白髪、薄毛は予防できる時代へ
著者のように頭皮や髪について研究してくれる人がいるおかげで
うねり、薄毛、白髪を予防するために有効な成分が見つかったり、
頭皮常在菌のバランスを整える成分がわかったりして、自分でなんとかできる方法が増えていくのはとてもありがたいことです
ただ、そんな最先端のことばかりじゃなくても、今すぐに自分で出来ることはたくさんある。
更年期も、髪の悩みも、自分にはどうすることも出来ないことで思い悩んだりせず、自分の影響の輪の中のことだけやって、あとは楽しく過ごせたらいいなーなんて、
そんな事を思ったのでした。
あ、でも一時は老化に抗ってアレコレやってみるけど、それを過ぎるといろんなことがどーでも良くなる時期がくるよ!って言ってたお姉さまもいたな…
どうなるんだ!こらからの私!?