適切な距離感
Nikon F3とAi Nikkor 50mm/f1.4を買いました。
ボーナスが出たらフィルムカメラを買うぞと思っていたのですが知識がなく、何を買えばいいかずっと悩んでいました。
とりあえず真似から始めてみようと思い、一番好きな写真家の方がnoteで紹介されていた組み合わせをそのまま買うことにしました。
早くいろんな写真を撮ってみたいです。
下の写真はF3ではなくFujifilm X-T30iiで撮った写真です。
久しぶりに帰省しています。
先週までは帰るつもりはなかったのですが、夏バテなのかテンションが低い毎日が続いており、気分を変えるために帰ることにしました。
実家にいると、自分と家族の性格が違いすぎて血のつながりを疑ってしまいます。赤ちゃんを取り間違えられていないか心配です。
自分はどちらかというと静かにゆっくり誰にも邪魔されずに仙人のように暮らしたいと思っているのですが、うちの家族はサザエさんのようににぎやかに暮らしたいタイプです。
テレビはずっと付けてますし、喋る時は声が大きいですし、会話も感情論になりがち、旅行に行くと可能な限り観光地を巡り、初詣には混んだ神社に行き、店員に話しかけることに全く躊躇がなく、1時間並ぶお店も余裕で待ちます。
実家で暮らしていた時はストレスは感じつつも慣れていたのですが、ひとり暮らしを始めてから実家に帰ると、久しぶりの家族のエネルギーの強さに気持ちがウッとなってしまうことがあります。
とはいえ、家族が嫌いなわけではなく、これまで育ててくれた感謝はしきれないですし幸せになってほしいなという気持ちはあります。
ただ、自分は人とのコミュニケーションに対する許容度があまりに低いので、自分が心地よいと感じられない場にいるとすぐに元気がなくなり、反応がそっけなくなり、そういう自分に対して自己嫌悪に陥ってしまいます。
機嫌悪いの?と言われますがそうではなく単に電池切れです。
しばらく一人にしてくれれば治るので、実家に帰ると必ず自分の部屋で本を読んだり、散歩に出かけたりしながら充電切れにならないように心がけます。
最近フロムの「愛するということ」を読みましたが、前書きに「愛するには技術が必要」と書かれており、分かるなぁと思いました。
自分とは考え方が違うが幸せになって欲しい人と良好な関係を保ち続けるには、常に距離感をバランシングする努力が必要で、自分で関係性を選べる友達や恋人とは違う難しさがあるなと感じました。
とはいえ、自分が帰省すると喜んでくれる気持ちは純粋に嬉しいですし、お互いにとって最適な関係を構築できればいいなと思います。
あとは自分が居心地の悪さを感じている時は相手もそう感じている可能性がある、というのは忘れずに傲慢にならないようにしたいです。
将来もし子供ができたら、自分もこんなふうに思われるのかな。