失敗するかしないかは個人の自由だ。
ぼくは、大きな成功を収めたことがある。
もしあの時に勇気をもって一歩踏み出していなければ、今はどうなっていたのかなと思う。(世間的には大きな成功ではないが、ぼくにとってはとても大きな成功だった。)
ぼくには、好きな言葉がある。
"The greatest successes come from having the freedom to fail."
大きな成功は『失敗する自由』によって生まれる。
マーク・ザッカーバーグ氏 Facebook創業者
失敗するかしないかは自分で決めれば良い。マーク・ザッカーバーグ氏らしい言葉で、ぼくはとても気に入っている。でも実際のところ、失敗するのは怖い。失敗するとどうなってしまうかわからないからだ。例えば、騙されたり、借金をしてしまったり、自分では取り返しがつかなくなってしまうかもしれない。
でも少し考えてほしいことがある。
ーーー失敗したらどうなるのか?
ぼくは、口だけは立派なのに、ビビって一歩を踏む出せない時期があった。それは漠然とした不安があったから。『もし失敗したらどうしよう』というよく分からない心配ばかりしていたからだ。それに気づいたのは、ある人からアドバイスをいただいたことだ。
『失敗したらどうなるのか?』を考えたことはあるか?少し考えてみると、失敗しても大したリスクはないことに気づいた。もし協力してくれた人がいたのであれば、素直に謝れば良い。君に共感してくれて協力してくれた人は、たった一回の失敗で怒ったりしない。だから、思い切ってやってみよう。
その言葉がきっかけで、個人事業主としての一歩を踏み出して、すぐにお仕事をいただけた。不安ではあったものの、いろいろな方が協力してくれたおかげで、なんとか形にできた。その経験からは、とても多くのことを学んだ。人との付き合い方から仕事の進め方、おかねの見方など、人生に必要不可欠な学びばかりだった。
ーーー『失敗なんてない』は無責任。
この言葉をよく聞く。確かにそうだ。失敗から学ぶこともあるから失敗ではないと。でもそれは少し無責任かなと思う。失敗の尺度は人それぞれだから。
でも、ぼくの実体験として一つ真実を言えることがある。
ーーー失敗するリスクを考えておけば、勇気が出やすいということだ。
だから、もし一歩が踏み出せない時や不安になった時は、ぜひ最悪の状態を考えてみてほしい。そうすれば、意志判断がつきやすくなる。あなただけの尺度で判断して、新しいことに取り組むことができるだろう。
ーーー今日こそやってやろう。
明日の朝日に向かって『今日こそやってやろう』と思えるきっかけになれば良いな。