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アーティストは『自分らしさ』を持っている。ぼくは...?

アーティストに共通して言えることは、『自分らしさ』を存分に表現していることだ。自分をうまく表現できているからこそ、共感してくれた多くのファンが応援してくれる。

逆の見方をすると、自分を表現しきれない人は、ファンがいないとも言えるのではないか。例えば、中途半端な気持ちでアイドルを始めてみても、『なんか恥ずかしい。自分らしくない。』といった邪念があり、パフォーマンスに影響してしまう。結果的にファンがつかず中途半端でやめてしまう。それはとてももったいないことだと思う。

しかし、ここで考えてみて欲しい。


ーーー自分らしさを持つべきなのは、アーティストだけなのだろうか。


ぼくはそうは思わない。全ての人間が自分を表現できるようなアーティストでなければならない。例えば、仕事でもそうだ。誰でもできるような仕事だが、自分に依頼された仕事に対して、ただ作業的にこなすだけではなく自分らしさを加えていかなければならない。もしそのような付加価値を添えてあげられなければ、今後の継続的な関係性が築けない可能性がある。継続的な関係性が築けなければ将来が不安になり、より下を向く機会が増えてしまう。


ーーー何事にも自分らしさを大切にしていかないといけない。


ぼくは一時期、自分らしさを見失うことがあった。忙しすぎて目の前のことに精一杯だった時、何をしてもうまくいかない時期があった。結果的に、周りから人が離れ、孤独感を味わうことがあった。しかしそれに気づいたきっかけは、ある人の一言だった。

『なんか、最近疲れてるね。雰囲気も変わったし。大丈夫?』

その時はっとした。自分らしさを表現できていれば、協力してくれる人もいたかもしれない。しかし、誰もついてこなかった。そこで、ぼくは全ての物事に対して自分らしさを付け加えることにした。仕事であれば、任された仕事に対して自分なりの考え+必要だと思うことを加えて提案したり、プライベートであれば自分の価値観を出会う方に対して明確に伝えたりするようにしていた。そこから少し人生が変わった。

個人としての仕事をいただけるようになったり、同じ価値観をもつ肩をご紹介いただき新しいプロジェクトに参画するようになったり。


ーーー自分らしさがあると、ワクワクすることが多くなった。


自分を表現することは難しい。難しいが、表現できなければAIなどの機械に置き換えられる時代がもうすぐそこまで来ている。最近はYouTuberなど新しい職業で成功している人も多いが、共通して言えることは、『自分らしさ』を持って取り組んでいることだ。自分らしさを持つと、ほとんどの場合は共感してくれる方が現れ、何かワクワクすることに繋がることが多い。


ーーー自分らしさは迷いを吹き飛ばす。


もし今仕事で困っていたり、何かモヤモヤしていることがある方は、ぜひ『自分らしさ』とは何かを考えてみて欲しい。ぼくもまだまだ自分らしさを出しきれていないので、常に意識して行きたいと思う。

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