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吉田裕太
2022年4月11日 01:45
ヘミングウェイは大酒飲みだった。彼は酒を飲まねば文章を書くことができなかった。朝6時に起きて筆を取り、夜8時までグラス片手に書き続け、それ以降は断酒。なんとも逆転した生活を送っていた。彼にとってアルコールはペンのインクも同然だった。だから彼が糖尿病に犯され、酒を控えよと医者から強く忠告された事は、彼の作家人生最大の危機に違いなかった。そこで考案されたのが”パパ・ダイキリ”ここから砂