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一人一人が力を発揮できる場

私が裏方のまとめ役になっていた催し物の日に、
どうしても避けられない法事が重なってしまった。

主催者にも、仲間にも、申し訳なく思いながら、
事情を伝えて、裏方の役目を離れることにした。

いよいよ催し物の日が迫ってきた頃、
今まで、どちらかというと控えにしていた仲間が、動き出した。

とても詳細に、的確に、事を運んでいる!
ああ、こんなにすばらしい力を持っていたんだなあ、と、
その仲間が持っていた力を初めて知って、
「私がいたら、みんな私がやってしまうところだった」と思った。

私がやらなきゃ、なんて、思いあがっていたなあ、と思った。
私はただ、自ら前に出ることに、躊躇がないだけ。

仲間に負担をかけてしまい、申し訳なく思うのと同時に、
仲間が力を出している姿を見られたことが、嬉しかった。
直接は手伝えないけれど、心で応援し続けよう、と思った。

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