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あなたが小さな頃や学生の頃、とってもよかった一場面は?

小さな子に、情感たっぷりに絵本を読んであげて、満足すると、
「もう1回、もう1回」と、何度もせがまれる。
一緒に公園で思いっきり遊んだ帰り道、
「また行きたい」と、せがまれる。
積み木を上手に積み上げて、崩して、また積み上げて、と、
飽きもせず、繰り返し、繰り返し、遊んでいる。

「楽しいから、またやりたい!」
小さな子は、自分の感情に、とっても素直。
やらなくちゃいけないことがたくさんある大人は、それに応えきれずに、「またね」と、打ち切る。

「あの楽しい感情を、また味わいたい!」ということに、一番素直なのは、小さな子だなあ、と思う。

理性的に考えられるのが大人で、感情的になるのは未熟だから、
と思っていた私が、
今は、「感情」を、とても大切なもの、と思っている。

「人は、感情を感じたい生き物である」
「人は、自分が得たい感情を得るために、行動する」
といった言葉を、今は「その通り」と同意できる。

「あなたが小さな頃や学生の頃の、とってもよかった一場面は?」
と聞かれたら、あなたは、どんな場面を思い出しますか?

私の場合は、
・バドミントンのシャトルが、ラケットの一番いい位置に当たって、スコーン!と、気持ちよい音をたてながら、高く遠くへ飛んで行った時の、のびやかな開放感
・山の上で、自分たち以外誰もいないところで、さえぎるものもなく、遠慮する必要もなく、思いっきり、お腹から大きな伸びやかな声で合唱した声が、大空と向かいの山まで響いていった時の、際限ない開放感

私は、このシーンをイメージすると、心がワクワクしてくる。
こんなシーンを、別のシチュエーションでも味わいたい!
やりたいことで、味わいたい! と思う。

私は、今は、「感情」が自分のエネルギー源であり、動力であり、
「理性や理論的な思考力」は、得たい感情を得るための手段、
だと思っている。

恥ずかしがらずに、泣いたり、はしゃいだり、
感情をもっと自由に表現していい、
自分をもっと、緩めていい、と思う。

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