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「やりたいこと」を、自分で認定する

「やりたいこと」という言葉は、わかるようで、わからないような、
人によって、イメージすることが、かなり幅広いのではないか、と思う。

私は、「自分のやりたことって、何だろう? わからない!」と、
ある時気づいて、大きなショックを受けた。

それまでは、
よかれと思って取り組む勉強や、仕事や、家事などを、こなすことで、
いっぱいいっぱいになっていたので、
「いかに、効率よく、こなせたか」が、日々の満足度につながっていた。

だから、「無駄なことはしたくない」「時間がない」と思っていた。

そういう生活をしていると、
「やらねばならないことを、片付ける」ことばかりに意識が向いて、
「わあ、これ、やってみたいなあ」という気持ちは、
「今は時間がないから、後で」と、いつも先送りしてしまい、
「わあ、これ、やりたい!」の感度が鈍って、自分でよくわからなくなる。

その反省もあって、
「やりたいこと」とは、
「一生懸命、がんばる」みたいな、力みが入るようなものではなくて、
「ワクワクの気持ちで、自分からどんどんやってしまうこと」だから、
そういうものを、探さなくちゃ!
と、思い込んでいた。

自分で勝手に枠を決めて、そこに当てはまるものを探そうとしていた。

でも、今は、
自然に、自分からどんどんできてしまうのとは、ちょっと違うけれど、
「今の瞬間、これをやりたい!」気持ちを、我慢せずに行動できると、嬉しいし、
「よし! やるぞ~!」と、力むことも、
自分の ”やりたい” のやり方の1つなんだ、と思っている。

そして、「やりたいこと」は、
「ずっと変わらず、やり続けたいこと」でなければならない気がして、
「本当に、これが自分のやりたいことなのかなあ?」と、
疑心暗鬼になってしまっていたけれど、
今は、「やりたいこと」の中身は、変わってもいいと思っている。

こんなふうに思うことで、もっと柔軟に、
自分の「やりたいこと」を、自分で認定していこうと思った。

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