「もっと」の中身を吟味する

1年を振り返る時期になると、
もっと、あれをしたかった、
もっと、これをしたかった、と、
「もっと、もっと」が出てくる。

「もっと・・・」は、
「今よりも、更に前進したい」という意味では、いいことだけれど、
「もっと・・・」しか見えないと、いつまでも心が満たされない。

そこで、
「結局、何ができたら、私は、一番嬉しい？」と、自分に聞いてみた。
「自分の心に、勇気を持って、従うこと！」という答えが返ってきた。

「今年の中で、それができた時は？」と、自分に聞いてみたら、
小さな、でも私にとっては勇気が必要な、チャレンジを、少しできたことを、思い出した。
「そう、少しはできたよね！」と、自分ができたことに視点を向けたら、
「頑張ったよね」と思えて、ちょっと、嬉しくなった。

未来を目指すことと、今に満足することの、バランスって、
こんな感じなのかなあ、と思いながら、
まんざらでもないなあ、と明るい気持ちになった。