自分が得たい感情を得る

久しぶりに、思い立って、出かけてきた。
木々が、風に揺られる音を感じながら、緑豊かな住宅街の中を、歩いた。
お寺のご本尊の前で、一人静かに手を合わせて、その場の空気を感じた。

合理的に物事を進めるのが好きで、無駄が嫌いな私には、珍しい行動だった。
何だか、行き詰まった感じ、エネルギーが枯渇している感じがしていたけれど、
帰ってきたら、気分がすっきりしていた。

あ～、やっぱり、感じることって、いいなあ、と思った。

私は頭で考えることが好きで得意なので、それをダメと言うつもりはないけれど、
論理だけで考えを推し進めていくと、時々、自分が苦しくなっていたのは、
こうあるべき、こうあらねば、に、はまってしまっていたからだと思う。

思考の力を使う時も、「楽しい」「おもしろい」と ”感じる” ことを優先したらいい、と思った。

「どんな感情を得たいか、感じたいか」が、一番大切で、求めていることなんだと思う。
だから、何をしてもOKだし、
何をしている時も、「嬉しい」「楽しい」「面白い」「気持ちいい」など、
自分が得たい感情を得られているかを意識して、大切にしたらいいと思う。