「こうあらねば」という正義感は、手放した方がいい
世の中には、いろいろなタイプの人がいるということは、
頭では理解しているけれど、
自分の身近に、自己中心的で、偏っている、と感じられる言動をする人がいて、組織の正常な活動に、影響が出始めたと感じると、
自分の中の正義感がくすぶられて、
「何とか、正さなければ」と思ってしまう。
自分は、これまで様々なことを、きちんと考え、発言し、行動して、
組織の中で、認められてきた、と思っているから、
自分が正しい、という感覚になっているけれど、
相手は、全く別の世界に生きていて、
相手の筋に沿って、生きているだけなので、
私の「何とか、正さなければ」は、理解してもらえない。
人間関係は、鏡の関係でもあると思うので、
私が相手に対して、問題を感じているということは、
相手も私に対して、同様に感じているかもしれないから、
大きな問題が発生しない程度に収まっていれば、
お互いに、あまり関与しなくていいのでは、
と思う一方で、
「ちゃんと向き合い、理解し合おうとしなくていいのか」
という正義感から、
「逃げているんじゃないか?」と、
自分を責める気持ちが出てくる。
「もう、こういう正義感は、手放そう!」
「手放すのは、いけないことじゃない、問題ないよ!」
と、自分を許して、
もっと自分にとって大切なことに、エネルギーを集中しよう!
と思った。