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ポケベル世代がビジネスチャットを使うには…「まずは○○から」はじめよう

新しいものを導入するときの課題ってなにがありますか?
弊社の場合は「不慣れな層に対するアプローチ」でした。

比較的若いスタッフが多いですが
50〜60代のスタッフを働いています。

「ら、ラ、ラインワークス?なにそれ?」
「わたし、つかえないよ〜そんなのっ!」
「ポケベル世代よ!ポ・ケ・ベ・ルっっっっ!」と
弊社も導入時にたくさんの声がありました。汗

本日は事例紹介と題してどんな方法で「不慣れな層」に向けて
LINEWORKSを導入・運用・浸透したか、した結果をご紹介いたします。

大事なことを2つ

・全部を強要しないこと
・できる範囲から使っていくこと


50代 スマホ所持 LINE経験済みの看護師さんにLINEWORKSを説明 

実践内容

・LINEWORKSをインストールしてもらう

→事前に招待を送っていたのでそこから対応
→アプリをこちらでダウンロードしLINEWORKSを起動。

・LINEWORKSの機能説明

→トーク ホーム カレンダー アンケート その他の説明

・特に使用するトークルームを説明

→トークルームを開いてもらいルームを説明
(全体会議、部門会議、施設情報共有、各委員会)の中で
看護師が追加されている各委員会を見ながら
「こんな形で見れます」「ここを開くと議事録が見れます」を説明。


看護師からの反応:

「お、いいね〜」
「こんな感じで見れるのね」
「便利〜」とプラスな感想あり。15分ほどで説明を終える。



今回の看護師はLINE経験者ということで
スマホ内で閲覧すること、入力をすることは可能◎

自分からの長文入力・データ添付などは

「スマホではムリ。文字が小さくて打てん」と言うことで
スマホは【見る専門】として活用し、
看護師業務を入力する際は会社パソコンで入力してもらうようにしました。

自身スマホ:
通知の確認、短文の返信。添付資料(議事録など)確認
会社パソコン:
看護師業務内容の入力、月末業務→共有することあれば転送

それじゃLINEWORKSをスマホに入れる意味ないじゃん!?と思ってる人がいるかもなので、私の考えを書くと・・・

「見る専門」で全然◯。情報が身近にあること、気軽に見れることが大切。緊急性、重要性があるものを看護師が担当してなく、弊社の場合は主に夜間帯の緊急時は、管理者→施設長へ連絡が行く流れです。
※稀に利用者の症状を見て夜間などに連絡、電話相談することありますが…

・全部を強要しないこと
・できる範囲から使っていくこと

・全部を強要しないこと

LINEWORKSを導入したので「はい、じゃあ今日から全部LINEWORKSでやりとりするからね」はハードルが高すぎます。
LINEWORKSは素晴らしいビジネスチャットでは
ありますがそれを使うのは私たちです。
良いものだからと言って全てのサービスを駆使する必要はありません。

・できる範囲から使っていくこと

弊社の場合ですと「トーク」からLINEWORKSを運用。
看護師にも【はじめは見る専門】ということを重ねて言いました。
結果として「見る専門→スタンプ・短文は返す→普通に返す」へと
徐々に変化していきました。

看護師:
「え?みるだけで良いの?」
佐藤:
「はい、まずは見るだけでいいです」
「慣れてきたらスタンプとか了解とかで返事ください」
看護師:
「そんなので良いの?」
佐藤:
「そんなのでいいんです!」

結果はまわりが使っており本人もLINEを使用していたので
見る→スタンプ・短文返答→普通に返答できる状態になりました。

※ばっちり使いこなすというところまではいかずとも
「最低限」使ってもらいたいところまではクリアできました!

・全部を強要しないこと
・できる範囲から使っていくこと

新しいツールを導入した際に気をつけると
導入がしやすいと思います〜!

いかがだったでしょうか。
ICTも使い方によって良くも悪くもなります。
それぞれの職種、業務、年齢にあった使い方は
色々ですがあくまでLINEWORKSは便利なツールのひとつです。
使い方を考え無理のない範囲で
使っていくのがITツールを活用する秘訣です。

当日では弊社代表の阿波野
LINEWORKSを活用するにあたってのあれやこれやをお話いたします。
まだまだ空きがありますので、ご都合合う方、
ご興味ある方は是非下記よりお申し込みをよろしくお願いいたします。

イベント参加をご希望される方↓
2月18日(金)14時〜16時 オンライン:zoom
小規模の介護事業所の社長はパンク寸前「ICTにおけるLINEWORKSのポジション」実はLINEWORKSは○○だった!?介護経営勉強会VOL.1

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佐藤弦|副業 × サラリーマン
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