【お知らせ】詩集『かんむりをのせる』新装版を発行します
2023年4月20日に詩集『かんむりをのせる』新装版を発行します。
詩集『かんむりをのせる』について
詩集『かんむりをのせる』は、ゆずりはすみれによる3冊目の私家版詩集です。2019年に発行しました。2018年に雑誌『ユリイカ』の投稿欄にて掲載された(入選した)作品を中心に15篇の詩篇を収めています。
2019年に発行し、(有難いことに)作者の手元からも在庫がなくなってしばらく経っていましたが、2023年に装丁を新しくして再販することにしました。
新装版について
詩集『かんむりをのせる』新装版には、書き下ろしの新作1篇を加えた16篇の作品を収めています。新作以外の詩篇は、2019年版と同じです。
○装丁について
装丁は大きく変更しました。持ちやすい新書サイズになり、その分、ページ数が増えています。2019年版の表紙デザインを踏まえ、新装版では「かんむり」を箔押し(空押し)で表現しています。
装丁は、ゆずりは自身によるものです。表紙デザインには2019年版の表紙デザインも手掛けていただいたYojiさんに、今回もご協力いただいています。
表紙の「かんむり」の他に、本の中に「かんむり」が浮かび上がる仕掛けがあります。実際に手に取って探してみてください。(でも、気になる方は、このページの最後でその「仕掛け」を紹介していますのでご覧ください。)
○内容について
詩集『かんむりをのせる』新装版
ゆずりはすみれ 著
価格1,430円(税込)
新書サイズ
本文88ページ
初版100部
2023年4月20日発売
2023年10月1日2刷発行
○目次○
緒の詩(新装版書き下ろし)
送別
園庭
苗床
ブラジル
恋
戴冠
声
降雨
ねなしぐさ
手
思い出
別れ
あと
うらしま
結びの詩
装丁・組版 ゆずりはすみれ
表紙デザイン協力 Yoji
発行所 ゆずるは舎
取り扱い店のご案内(2024年5月24日時点)
詩集『かんむりをのせる』新装版は書店や、お店の商品の一つとして本も販売されているお店で、お取り扱いいただいています。店舗の在庫については、各お店に直接お問い合わせください。
店舗名をクリックすると各お店のページにとびます。(以下、順不同)
HiBARI BOOKS & COFFEE(静岡市、オンラインショップあり)
小声書房(北本市、オンラインショップあり)
りぶらりお(静岡市)
七月堂古書部(世田谷区、オンラインショップあり)
kamebooks(千葉県)
aonisaibooks&gallery(オンライン書店、名古屋市)
ものがたりを着るお店choosy(静岡市、通販可能)
機械書房(文京区、オンラインショップあり)
Cave LITRON(静岡市)
百町森(静岡市)
書肆 海と夕焼(府中市)
本のすみか(オンライン書店)
書架 青と緑(松江市)
葉ね文庫(大阪市)
詩集の取り扱いをご検討いただいている店舗さまは、下記をご覧ください。
詩集の取り扱いをご検討いただいている店舗さまへ
詩集『かんむりをのせる』新装版は、著者自身が読者へ直接販売するのではなく、お取り扱いいただける店舗さまを通して本を届けたいと思っています。その理由は複数ありますが、何よりも本は、人の手を渡って行くものだと思うからです。その当たり前のようでいて切実な、波の揺らめきのように儚く大胆な祈りのようなものに、自分の本も委ねてみたいと思いました。
2023年4月に発行後、有難いことに取扱店も増えて行き、10月には2刷りを発行しました。引き続きお取り扱いいただける書店さま、店舗さまを探しています。本を取り扱っているお店でしたら書店かどうかは問いません。お気軽にお問い合わせ、ご注文ください。
お取り引きの条件
○買い切り
掛け率60%、1冊からご注文可能、返品不可
○委託(静岡県内にある店舗さまのみ可能)
掛け率70%、2冊ずつの納品
お問い合わせ、ご注文は、メールまたは注文フォームにて承っております。
メールアドレス
yuzuriha.to.sumire@gmail.com
店舗様向けご注文フォーム(下記フォームに必要事項をご入力ください)
https://forms.gle/omMAvGPTucrwsXeG7
【おまけ】かんむりを探そう
新装版では、本の中に「かんむり」が現れる「仕掛け」があります。ぜひ実際に本を手に取って、本の中から「かんむり」を見付けてください。案外、簡単に見付けてもらえると思います。
でも、気になりますよね。そんなせっかち(?)な方に、本の中に現れる「かんむり」を紹介したいと思います。驚かないでくださいね。
晴れた日、外に出て詩集を開いてみてください。でも、電気の明るい部屋の中でも同じように現れます。あまり明るくない場所では現れません。現れたり、現れなかったり、どうやら光の量や角度が関係するようです。
実はこの「仕掛け」は、装丁のデザインの段階では想定していませんでした。(あ、駄洒落になってしまった…。)印刷所から納品されて来た詩集を初めて開いた時に見付けたものです。偶然ですが、詩集の制作者にとってもサプライズの現象でした。
装丁も含めて、新装版を楽しんでいただけたら嬉しいです。