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銀河売り

銀河売りを始めて、何年になるだろう?
銀河系の星を丸ごとひとつ、あるいは地球の土地と同じように一部だけ売っている。
銀河を扱う不動産屋のようなものだ。

決して気軽に行ける場所ではなくとも、財力に任せてロマンを買い求める御仁が居る。
ご自分やお身内・プレゼントしたいお相手のの星座に関係のある星を求めるお客さまが多い。

そう頻繁に売れはしないが、売れた時の利益は大きいので、仕事に追われず、優雅に暮らしている。
この生活自体が、一種のロマンじゃないだろうか?

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小牧幸助さんの個人企画「#シロクマ文芸部」参加作品です。

私自身は、銀河を売るよりも、買いたいです。

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夕月 檸檬 (ゆづき れもん)
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