夕刻の海――2019年8月 新舞子(愛知県知多市)――
日が沈む前、32年振りに訪れた新舞子(しんまいこ)の海。
波を模した形の階段を降りて、波打ち際へ向かいながら写真を撮った。
夕日が穏やかな海を照らす。
輝きながら打ち寄せる波が美しい。
しばし、遠い水平線を眺めていた。
階段を昇りきると、道の向こう側に目を引く建物が2棟。
もう一度階段を降りて、波打ち際に近づいてみた。
向こう岸の火力発電風車は、子ども時代にはなかった気がする。
写真右上の橋の名前。
名鉄「新舞子」駅へ向かう途中には、松の木が生い茂っている。
海側から見た駅舎。
反対側よりも自販機の台数が少ない。
静かな海と共に過ごし、穏やかな気持ちで家路についた。
***
当作品は、ショートフォトエッセイ『新舞子の海』未収録の写真も含めて作成した夏のアルバムです。
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