2020年初頭のWritoneライフ
アクターさんから、初めての質問
今年に入ってから、Writoneのアクターさんに作品についての質問を受けるようになりました。人物像や、作品に込めた思いなど。
2018年12月8日にアップしたnote「Writoneライフ」には、こう書いています。
どう読まれるかは、基本的にアクターさんの感性におまかせです。
どんな感情や表情が乗ってくるのか、声の温度や湿度・重さはどれくらいなのか、作品に対するアクターさんのアプローチの仕方を楽しみにしています。
(中略)
ある程度の「指定」が欲しい、疑問を感じる部分があるというアクターさんは、遠慮なくご連絡ください。
・Writoneのメッセージ
・TwitterのDM
・メール(アドレスをご存知の方は)
・noteの「クリエイターへの問い合わせ」
いずれの方法でも結構です。
でも、その後一年以上、アクターさんからその類の連絡が来ることはなかったので、(中略)以降の部分は、自分で書いておきながら、忘れていました。
なので、ご連絡をいただいたことに、ごく僅かな戸惑いがありつつ、それを遥かに上回る喜びを感じました。とても真摯な姿勢で作品に向き合って下さっているのが、文面から伝わってきたからです。
作品を書く上で、脚色をしたり、あえて詳細をぼかしたりする場合があります。それをしないことによって、何らかの支障を来(きた)すのを避けたいときです。
そういった、表には出せない「秘話」や「作品背景」をお伝えすることで、イメージ作りのお役に立てるなら、時間も手間も惜しみません。但し、お伝えした内容は、胸に秘めておいて下さいね。
作品背景を知り、新たな思いで再録音して下さった時には、生きていて良かった! とすら思いました。それくらい感激したのです。
運営さんに対しての思い
サービス開始から、もう「オープンベータ版」とは呼べない期間が経っています。改善のためのアップデートで起こる不具合の多さに、ユーザーから不満の声も、フォローする声も、上がっています。
Android版アプリの件で、昨年、Twitter公式アカウントの中の人とやり取りをした際、不信感を抱き、裏切られた気がして、しばらく運営さんとは距離を置いていました。自然と、Writoneから離れ気味になりました。Writoneから完全に離れてしまったユーザーさんの気持ちも、わかる気がしていました。
その頃Writone側のフォローをしていたユーザーさん達のことは、優しすぎるように感じて、距離を縮められずにいました。
でも、その間に音声化された作品は、どんどん増えていきました。運営さんがどうであろうと、常に不具合があろうと、Writoneで私の作品を見つけたアクターさん達が、思いを込めて声をあてて下さったのです。その事実がある以上、Writoneで休眠アカウントになることはできないと思いました。
少しでも快適に使えるよう、最近はまたWritoneのメッセージで、少しずつ改善要望を送っています。
Writoneは、エンジニアとデザイナーが各1名という人的リソースが足りない体制のまま、一気に知名度が上がり、ユーザー数が増え、有名大企業と提携などを行っています。そのことによる綻びが不具合の多さだと感じていますので、手加減しながらの改善要望です。
無料とはいえ、どこまでユーザー側の好意に甘えていいのか、サービス提供側として考えていただきたいとは、思っています。私がWritoneを離れずにいるのは、アクターさん達のお陰です。
お読み下さった皆さんへ
2018年に書いた「Writoneライフ」も、よろしければお読み下さい。タイトルをクリックすると、そのnoteに飛べます。
Writone関連のマガジンは、あずま八重さんも作成されています。