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「書くのがしんどい」あなたにはこの処方せんを。
久しぶりに「書く」に特化した本を読みました。
感想をXに投稿したらちゃんとポストにいいね
してくださいました、竹村さん…!(https://twitter.com/tshun423)
作者に思いが伝わる素敵な時代ですね。
はじめに
もう読みやすくてkindleをめくる手が止まらず、
端末のブックマークをはる手も忙しい。
初心者向けでもあり、慣れてきて最近発信疲れてきたわ、という方にも。
今電子書籍執筆で白目をむいているわ、という方にも。
XなどSNSの発信にも触れています。
まず章立ての内容が読者の気持ちに寄り添っているなと。
「あ、この本なら私もついていけそう」
と思えました。
お堅い文章術の本はごまんと出ていますが、
もはや食傷気味ですよね…。
CHAPTER1 書くことがなくてしんどい――書く以前の「取材」と「思考法」
CHAPTER2 伝わらなくてしんどい――「わかりやすい文章」の基本
CHAPTER3 読まれなくてしんどい――文章を「たくさんの人に届ける」方法
CHAPTER4 つまらなくてしんどい――商品になる「おもしろい文章」はこうつくる
CHAPTER5 続かなくてしんどい――書くことを「習慣」にする方法
CHAPTER6 書けば人生は変わる――「しんどい」の先にある新たな自分
推しポイントがたくさんありますが、
今日は3つにしぼりお届けします。
1 読者の感情に目を向ける
ぼくが本をつくるときも「読み終えてどういう感情になってほしいか」を考えています。読後感から逆算して文章を組み立てていくわけです。
長文は確かにどこまで読者に離脱されずに読んでもらえるかとても難しいです。
自分自身を考えてみても、ぱっとひきつけられなければ、まあいいか、とページを閉じてしまうもの。
竹村氏は離脱されない
おもしろい文章を「ディズニーランドに似ている」としています。
どの章もおもしろく、ちょっと飽きてきたタイミングで驚く仕掛けが用意。
何て、エンターテイメント。奥深い文章の世界なんでしょう。
今まで飽きずに最後までわくわくしながら読んだ本は確かに「ディズニーランド」だったかもしれません。
2 やっぱり気になるタイトル問題
人はTwitterをさーっと眺めていて、0.2秒くらいの無意識の時間で「読むかどうかを判断するんだそうです。
(中略)「手に取ってほしいのは「文章の中身をまったく知らない人」です。だから、中身を知らない人がピンとくるようなタイトルをつけないといけないのです。
Xのポストを考えると、0.2秒っておそろしいですね……。
いかに目立ち、「お、こいつ面白そうなこと書いているな」と
思わせるか。こちらの書籍では、X発信についても述べられていますが、
奥深い世界でまだ3か月のひよっこの私は主に交流や情報収集ばかり。
こいつ、おもろいと立ち止ってもらう道のりはなかなか難しいですね。
今電子書籍の制作中、また毎日noteのタイトルに悩む私には痛いところを疲れる章でした。
人をひきつけたい!
3 「書く」想像以上のコミュニケーション
竹村氏は書くコミュニケーションの計り知れないパワーとして以下のメリットを挙げています。
話すより、書くという視覚情報優位な発達障害民の私にとって
書くのは大切なコミュニケーションの在り方。
・時間と場所を問わない
・何人が読んでも緊張しない
・勝手に拡散していく
→「1回書けば、24時間365日「自走」してくれる」(引用 246ページ「本書」より)
これからますますテキストが重要視される、とされています。
書く力をつけることは、
生き抜く力を身につけることかもしれませんね。
おわりに
書くのに立ち止ってしまったとき、
自分らしくないとあきらめかけてしまったとき、
この本を開いてみてください。
発信がつらくなってしまったときも。
きっといいお薬となってあなたを元気にしてくれます。
明日もよき日になりますように。
追記★
ひいろさんのマガジンで紹介していただきました!
いつもありがとうございます♪