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大学講師の仕事をしています

今日から新年度。
電車に乗ったら、スーツを着た初々しいフレッシュマンや、入学式っぽい親子を見かけました。

僕も今年度から新しい大学で授業を持つことになりました。

よく友だちから、僕の仕事について
「何回聴いてもわからない」
と言われるので、今日は僕の仕事の一部について書いてみます。

大学や高校関係者の方に届いたらいいな。



大学講師の仕事をやっています

僕ははぐくむという会社で13年くらい働いていますが、2020年くらいからありがたいことに、大学でライフデザインやキャリアデザインをテーマに授業を持たさせていただいています。

2020年度から神戸大学
2022年度から新潟大学
そして、今年度(2024年度)から甲南大学。

こうやって思い返すと、2年ごとに大学授業が増えてるみたいです。


神戸大学では、初めて大学の授業を受け持たせていただき(パートナーの方との共同授業)、
新潟大学では、初めて1人で授業を担当させていただき、
甲南大学では、初めて授業の企画から関わらせていただきました。

まさか僕が大学の教壇に立つなんて想像もしていなかったですが、この仕事ももう今年で5年目になるので、戸惑うことはなくなりました。


自分の人生をより良く生きてほしい

どうして僕が大学の授業をやっているのか?

どの大学ともご縁の中でいただいている仕事なのですが、僕がやりたくてやっているかなり前のめりな仕事です。


昨年、僕が今の会社に入ったきっかけでもあり、人生の半分くらいエネルギーを費やしてきたLIFE DESIGN SCHOOLが休止したのは前回お伝えしましたが、同じ想いで大学授業をやっています。

もちろん授業というあらゆる制限があるので、LIFE DESIGN SCHOOLそのものではないですが、僕の想いや伝えたいことは、箱や枠は違っても、変わりはありません。


自分の人生をより良く生きてほしい。
願いを持って、自分らしく生きてほしい。


そんな想いで授業をつくらせてもらっています。


どんな授業なのか?

これもまたありがたいことに、神戸大学も新潟大学もそれぞれ継続してやらせていただいています。


神戸大学:卒業生を招いてのトークセッションスタイル

神戸大学の授業は、共通の知り合いの方に神戸大学卒業生の廣岡さん(W inc.)と出会い、声をかけていただきました。

同窓会の寄附授業という枠なので、色んな卒業生にゲストとして招き、
その方の人生観・仕事観についてお話しいただきます。
(授業に関わっている方の中で、僕が唯一卒業生ではないです笑)

数回は僕からLIFE DESIGN SCHOOLでやっていたようなこれからの時代を生きる上での観点や知識をお伝えしています。


新潟大学:僕のみで担当しているライフデザイン授業

新潟大学の授業は、14回の内、前半の7回を僕が1人で担当させていただいています。

『キャリアデザイン』という授業ですし、7回は内容も僕に任せていただいているので、限られた回数ではありますが、伝えたいことやみんなに考えてほしいことをぎゅっと詰め込んで、つくっています。

・これからの時代観
・はたらくとは?
・やりたいことをやっていく上で、必要な考え方や知識

などを探求しつつ、最後には自分の人生のミッションやビジョンをレポートやスライドにして提出してもらっています。


どの大学でも基本的に僕の授業では、僕が一方的に話すのではなく、できるだけ初めましての人とグループで対話しながら進めていくワークショップ形式で進めていきます。

神戸大学や新潟大学は年にもよりますが、100-200名規模。
どちらも僕が対面で行うのは3回程度で残りはオンラインでやっています。

この規模だとなかなか全体でのシェアはできにくいですが、クローズドのXのようなwebサービス『slido』なども駆使しながら、双方向の学びが起きるよう試行錯誤しています。


甲南大学:チームでビジネス企画をするゼミスタイル

そして今年度から始まる甲南大学では、廣岡さんから紹介いただいたフェリシモの猪川さんと出会い、企画から携わらせていただくことになりました。

今回は、初めてのゼミ形式で、今度リニューアルされるポートタワーの課題を解決するビジネス企画を4人1組のチームで立案してもらうプロジェクトゼミという授業です。


僕が別で関わっている武者修行プログラムの授業版のような形で、実際に現地調査などもしながら、ビジネス面・チームビルディング面を探求していく授業です。

20名選抜だったんですが、エントリーシートにはどの方も熱量高く書いていただき、今から楽しみです。

授業で使うスライドの一部


やりがいのある公教育での仕事

LIFE DESIGN SCHOOLを想い持ってやっていましたが、公教育という舞台で形は違えど、想いを伝えられる場に関わらせていただいていて、とてもやりがいがあります。

大学の形式上、どうしても評価をつけないといけないので、毎年そこは根底から頭を抱えてしまう部分ではありますが、それでもどの大学も比較的授業内容に関しては、自由にやらせていただいています。


授業を履修さえすれば参加できるので、僕が今まで出会ってきた、自ら時間とお金を投資をし、成長意欲が高い大学生とはまた違うタイプの学生が参加することも多くあります。

なので、同じようなことを伝えても全然リアクションが違ったりしますが、参加した大学生が自分のこれからの生き方や働き方を探求できるよう、試行錯誤を繰り返しています。


授業はおかげさまで、神戸大学・新潟大学ともに高評価で、

『自分1人では絶対にたどり着けなかった意見を沢山聞くことができ、自分の将来や生きがいを考える上で良い刺激になった』
『仕事に対する否定的なイメージが軽減した』
『全て自分の学びとなった。行動が変わった。』
『以前に比べて物事を前向きに考えるようになった』

などと嬉しい声をアンケートに書いてくれて、これが何よりも僕の報酬で、毎回ニヤニヤしながら読んでいます笑これからも公教育に関わっていきたい

以上が僕の大学講師という仕事です。

これは僕の仕事の一部ではありますが、想いと熱量を持ってやっているのが伝わったら嬉しいです。

引き続き大学での授業は広げていきたいと思っているので、大学関係者の皆様、学生の皆さんが自身の人生やキャリアについて考える機会を提供したい時には、ぜひお声がけいただけたら嬉しいです。


東京なので都内も、地方も大歓迎です!
あと、高校生にも大切だと思っているので、高校の関係者の方もぜひ!

今年度の授業も頑張ります🌸

今年も良き出会いがありますように

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