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経営メモ

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海外販売子会社の社長を17年務めた経験から、これは大切だと思ったことを書いています。
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#経営コンサルティング

【経営メモ】社長として、財務諸表の数字背景が分かっておらず、痛い目に会った話し。

【経営メモ】社長として、財務諸表の数字背景が分かっておらず、痛い目に会った話し。

会社の健康状態を測るのに、財務諸表を最低3期に遡って読むのは大切な作業である。
そして、見る時は、PL, B/S, Cash flowの3つを合わせて見ることが重要になる。

よくありがちなのが、B/S、Cash flowを財務部に任せて、PL上、それも単年度のPL上で十分な利益があれば問題なしと、短絡的に考えると、ほぼ間違いなく痛い目にあう。

今日は、私の痛い経験から、販売会社の財務管理でよく

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【経営メモ】仕事の存在意義。会社の目標値を毎日追いかけるだけで、疲れてしまっている人向けの記事。

【経営メモ】仕事の存在意義。会社の目標値を毎日追いかけるだけで、疲れてしまっている人向けの記事。

会社で働いていると、とかく、毎日数字を追いかけることになる。
特に、会社の利益がでているかどうか、売り上げが伸びているどうかは、会社にとって死活問題なので、数字が順調かどうかにマネジメントは特に、神経を尖らす。

マネジメントが数字を追うということは、その部下も数字を追うことになる。
会社が年度の計画を立てる。
分かりやすい例として「売り上げ」。
年間の売り上げ目標が1,200億円とか作られ。それ

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【経営メモ】社長をやっている人で、自分がもう1人いればいいのに、と感じたら読む記事

【経営メモ】社長をやっている人で、自分がもう1人いればいいのに、と感じたら読む記事

社長や部下を持っている人で、自分がもう一人いれば、もっと会社を上手く回せるのにと感じるている人はいないだろうか。

社長をやっている人は、もともと成果を上げていた人であり、中小企業の社長の場合は、それこそ、一部の苦手な分野を除いては、会社の事は全部分かっているという感じなので、部下のパフォーマンスをみて、自分の分身がいてくれたらと感じでしまうものである。
(そもそも、社長の給料は一番高いので、簡単

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【経営メモ】社員に不評のマイクロマネジメント。チームを率いるヒントとなるManagement by walking aroundという手法。

【経営メモ】社員に不評のマイクロマネジメント。チームを率いるヒントとなるManagement by walking aroundという手法。

マイクロマネジメントという言葉は、よく社員から上司や管理職への不満の言葉として取り上げられる。
部下の人からすると、上司がなんでもかんでも自分の仕事範囲内に入ってきて、ああだこうだと言われるのは、面白くないというのはよく耳にする話である。

ググると、
「マイクロマネジメントとは、上司やリーダーが部下に対して細かすぎる管理をするなど、過干渉を意味する間違ったマネジメント手法です。
マイクロマネジメ

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