2021.11.14 今日の音|緊張と緩和のコントラスト
おはようございます、小沢佑太です。
帰宅後、寝落ちて、9時に起きました。
やっぱり睡眠って大事ですね。だけどあと10時間ぐらいは寝たいかもしれない。
この疲労の原因はもうわかっていて、頑張り始めたプライベートではなく、普段より変則的になっている学校業務です。バリバリいろんなことをやっていますが、実は本業はまだ今は学校の先生です。コロナで後ろ倒しになりまくった行事のてんこ盛りをなんとかこなしています。
そんな中、昨日は先週に引き続いてABCホール(大阪 福島)に行ってきました。
もちろん、観劇です。
iakuという演劇ユニットの『フタマツヅキ』という作品。
まず何より、脚本がめちゃくちゃよかったです。
ドラマ『コントが始まる』とか、又吉直樹の『劇場』とか、そういうのにも通ずるお話でした。芸人や演劇人の苦悩と、それを支える人のお話。
緻密に練られた会話と、それを一つ一つ丁寧に織り成していく俳優の演技。仕草や細かい所作、動きが繋がっていき、前提知識なしでも楽しめる作品になっていました。
気になったのは、緊張と緩和。放っておいたらずーっと緊張状態が続いて、極まると観客は物語の波に呑まれて感動してしまう、そんな内容でした。でもどうしても僕は泣くところまで行かなかったんです。なんでかなあと考えていくと、緊張と緩和という言葉が降りてきました。
放っておいたらずーっと続く緊張の合間に絶妙な具合で「緩和」が差し込まれていたように感じました。観客の感動がピークに達する前に、回想を入れたり笑いを生み出したり、何かと緩和を刻み込んでいました。
俺はこういうの創りたくて続けてきて、今お前に観せてるけど、お前はどういうのがやりたいの?
勝手にそう問われている気になっていました。
僕はどういうものを創りたいのでしょう。
今回見たような、繊細な間や微細な動きを大事にする会話劇であることは確かなのですが、その先に、どういうものを見ていたいのか。
そこがまだ、ハッキリ見えてきません。
焦らず、じっくりと、自分と向き合い、外から学んで、これだというものを探してみます。
休息も兼ねて、今日は少し短めですが、日曜だしこれから稽古だしいっか。
ステキな日曜日になりますように!
緊張と緩和、メリハリ、大事に!
2021.11.14、学校は「緊張」ばかりを教えすぎだと思う。
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