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Photoshopで商品の鏡面反射を作る手順
「物撮りの写真に反射や陰影を加えて、商品を良く見せたい」と思うことはありませんか?
そんな時、正面を向いた商品写真ならPhotoshopで簡単に鏡面反射したような加工を施すことができます。
鏡面反射をPhotoshopで作る手順
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商品写真をPhotoshopに取り込む
商品以外の部分を削除して、商品だけ残す
商品レイヤーを複製する
複製したレイヤーの位置を、反射を描きたい部分へ移動する
複製したレイヤーを垂直反転させる
複製したレイヤーを30%くらいまで透過させる
複製したレイヤーに、透過率が徐々に0になるグラデーションマスクをかける
完成!
鏡面反射を作る時の注意点
必ず上下に方向に反転させる
180度回転させたり左右に反転させてしまうと、自然な鏡面反射にならないので注意したいところです。
何でも反射させて良いわけではない
鏡面反射は、自然界では光沢のある素材に対してできるもの。
鏡面反射させる面が、布など本来は反射しない素材の場合、鏡面反射を描くことで不自然な仕上がりになってしまいます。
商品の角度に注意する
紹介した方法が使えるのは正面写真だけ。
商品が斜めを向いている(=パースがついている)場合は、そのまま上下に反転させただけでは、商品が傾いたように見えて不自然になるので注意しましょう。
【補足】商品の切り抜き加工について
今回、切り抜き加工はPhotoshopの機能を使って半自動で削除しました。
画像が小さい場合はこの方法が使えますが、大きい画像の場合は商品の輪郭を手作業でなぞったり、髪の毛のように背景との境界線がはっきりしない場合も丁寧に選択する工程があります。
一瞬でパッと切り抜けるケースばかりではないことを知っていただきたいと思います。
手動できれに切り抜く工程はこちらで紹介しています。
いかがでしたでしょうか。
「物撮りの写真に反射や陰影を加えて、商品を良く見せたい」
そんな時にオススメの方法のご紹介でした。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!