【私的読書生活】週刊読書録 vol.75
全国的に梅雨明けした地域も増えてきて、夏休み本番ですね。
子供の頃の夏の思い出も、ほぼ図書館に入り浸っていたことのような気がする樹田 和です。
涼しい空間で本読み放題。
贅沢でしたね。
さて今週紹介する本は…
今、扉が開く
ファンタジーか…
と悪い大人ぶりが出て、話題になっているのは知っていてもなかなか手に取らなかった一冊。
ようやく読んでみました。
面白かった!
逆に子供の頃に出会っていたら、自己投影しすぎて読めなかったかもしれない。
周りに馴染めない息苦しさ、意見が伝わらない歯痒さ、世界中が敵のように感じる焦燥感。
自分だけの新しい世界が自分の前に開けたら…。
ここに登場する子供たちは、みんなどこか似ていて、そして誰もが孤独を抱えている。
今、その時間を生きている人には、仲間がそこにいるような。
昔、その時間を過ごした人には懐かしいアルバムを見るような。
そんな感覚を覚えるかもしれない。
ファンタジーとしてだけではなく、謎解き要素や伏線回収もあり、著者のストーリテラーとしての魅力が十二分に発揮されている。
夏休みの読書感想文にもおすすめかもしれません。
素敵な1日のはじまりは
ひきこもりの漫画家という著者が、自腹で実在のお店に朝ごはんを食べに行く食レポ漫画。
やわらかいタッチの絵と、著者の素直なコメントがいい味出している。
実は前にブックオフで面白そうだなと買ったものの、積読にしていたところ、最近ツレアイが自宅書架の棚卸しをしてくれてまして、めでたく発掘された次第。
普段は通勤中に栄養補給としての食べるだけになりがちな朝ごはん。
ちゃんと食べるありがたさ、贅沢さを感じる。
夕飯に紹介されているお店も美味しそうで行きたくなる。
少し前の漫画ですが、Kindleなどでも読めそうです。
朝ごはん漫画といえばのこちらも一緒に↓
書いてたらお腹が鳴り始めた。
少し早いお昼ご飯にしようか、もう少し読書をしようか、悩むところ。
最後までご覧下さり、ありがとうございました。 どうぞ素敵な読書生活を👋📚