【私的読書生活】週刊読書録 vol.68
連休明けの1週間。
皆様おつかれさまでした。
本は五月病の特効薬!(少なくとも私にとっては)
さて今週紹介する本は…
切り取られ描かれる災厄
ようやくこの3年の災厄は一区切りついたかなというところではありますが、そんな時こそ、喉元過ぎればにならないよう、読まれて欲しい一冊。
中野京子さんの文章は読みやすく、博識さに裏付けられた解説は絵を見るだけではなく、その裏を読む面白さ(今作の場合は怖さもあるけれど)を存分に味合わせてくれる。
新書だから図版が小さいのが玉に瑕だけれど。
しかしこういう絵(ドクロとか死体とか)をドーンと写実的に描くところは西洋美術特有かと思いきや、日本美術もなかなかですよ。
どことなくキッチュでヒエロニムス・ボスを思い出すのは私だけでしょうか?
たしかにかっこいい!
ツレアイおすすめマンガ。
これまでずっと絵が苦手(というか区別がつきにくくて)読めなかった。
今回なんとなく流れが来たのか、とりあえず13巻まで一気読み。
これまでのところで好きなエピソードは8巻と13巻。
登場人物ではヨウコちゃんとタコちゃんとカシラと鈴木が好き(気が多いw)。
主人公の台詞が結構深くて、単なるノワールものではないなと。冷静な顔して切り抜けていく姿はダークではなく純粋にヒーローだな。
まだ先は長いけどどんどん読んでいきたい。
最後までご覧下さり、ありがとうございました。 どうぞ素敵な読書生活を👋📚
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