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まんが絵日記シリーズ3
保育園時代から連絡帳というものがあり、多いときは3人が一斉に在園するので三冊も連絡帳を書いていました。文字なんか書いても決して見返さないので、一コマ漫画みたいなのをずっと書いていました。
一コマ漫画で収まらない子供たちとの日々も、家族と友達に見せるためだけにチョコチョコ描きためていました。
流れていってしまう日々の澪標みたいに、noteにひみつの記録。
男子あるあるを駆け抜ける次男Sくんの話。
だいたい4歳くらいでこの瞬間が訪れます。
それまで「ママ死ぬー?死ぬー?」と無邪気に笑って口にしていた言葉を、恐ろしい言葉だと知る瞬間。
親といる毎日が永遠じゃないと言うことを知る瞬間はいつも、夜一緒に寝ているベットの上でやって来ます。
それを上から3人の子供が順々に教えてくれました。
世界と自分が分離される痛みは、こんなにもどうしようもなくて、こんなにも涙が出てきて、こんなに愛しさで溢れている。
「いつか失ってしまう」ことを体の芯から理解した子供たちは、もう知らなかった頃には戻れません。
その最初のサヨナラへの覚悟を「大好き」で満たそうとしてくれた、この夜を絵日記で残すことができてよかったです。
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