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#291 投げたボール以上のボールは返ってこない。期待した回答を得るには、投げ方を見直す

いかがお過ごしでしょうか。林でございます。

今日は、KASHIWAさんが先日スタエフで配信されていた音声配信を聞いて、思い出した話をテーマに記事にします。

KASHIWAさんの配信、本当に毎度毎度「あぁ・・分かります!」という絶妙なテーマを扱ってくれるので、毎回楽しみにしているのですが、このテーマも共感できる方が多いのではないでしょうか。「○日ひま?と聞かれるのが苦手」というテーマ。

このテーマだけでも色んな視点から深掘りができると感じたので、いくつかの観点から整理していきます。


「ひま」かどうかは、優先順位の話でしかない

私は、自分では別に思ってないのですが、学生時代からドライだと言われることが多いです。
もし、私が会いたくて会いたくてたまらない!とまでは思える人ではない人から、「○日ひま?」とだけ聞かれたら、「誰が来るかによる」と即答すると思います。

「相手を選んで行くかどうか決めるなんて、なんて非礼なやつだ!」と思われる方もいるかも知れませんが、そういう表現で言う・言わないは別にして、心の奥では同じような判断基準になる人が多いんじゃないのかな?て思ったりします。

特に、例えば自分が学生で、暇で暇で仕方ないという時には、本当に1日中予定がなくて「誰とも会わない」という選択肢が取れる日もあるかも知れません。しかし、今の自分は結婚していて小さな子どもが二人います。

もうその時点で「ひまな日」というのは存在しなくて、誰かと会う予定を入れるには、家族との調整が必要なのです。
介護をされている方とかも同じだと思います。私は祖父母がまだ元気ですが、自分の両親も「祖父母を病院に連れて行く」とか「買い物に連れて行く」とか、そういうレベルの予定も含めたら、文字通り「ひま」な日って基本はないんですよね。

誰しも人生の時間は有限で、割り込みの予定候補が入ってきて、いずれかしか選べない時は、いずれかを選択するしかないですよね。
「先の予定を優先すべし」というのも、1つの判断基準にはなると思うのですが、例えば、「前々から、久々に会う友人と食事の約束をしていた」という場合においても、「今日子どもがいきなり熱を出して病院に連れて行かないといけない」という予定が後から入ってきたら、泣く泣く友人との予定をキャンセルしないといけない、みたいなこともありますよね。だから、「先の予定を優先すべし」だけの判断基準で全ての行動を決定できません。

このケースにおいても、AかBかの選択肢を並べていずれかを選択しているわけで、極端ですが「○日ひま?」と聞いてきた人が、どうしても会いたい人であれば、「ひまです!」と即答し、他の予定は何とか調整しようと考えます。

そうではない場合、「○日ひま?」と聞かれて「誰が来るかによる」とか「何をするかによる」と回答せずに「何時頃?」とか「何をするの?」と聞いていくのって、話の受け手にストレスかかりますよね。
目的が段々と明らかになってきてから「あぁ、それは自分は興味ないや」となってから何か理由を付けて断る方が、自分は面倒臭いと感じてしまいます。
だから最初から「行くか、行かないかの判断基準」を示してしまうようにしています。

受け手にストレスがかかるボールの投げ方

※ここから、さらに本音で話していきます※

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