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#191 スタエフは「帯に短し襷に長し」なテーマにちょうど良いソリューション?
いかがお過ごしでしょうか。林でございます。
現在、「話す力」のトレーニングを目的として、音声配信サービスVoicyプラットフォームを活用した「ネット時代の新たなラジオの形」を追求した新企画の検討を進めています。
詳細はこちらの企画書をぜひご覧いただければと思いますが、ネットが出てきた当初の、ROM(Read Only Member)が良くないこと、「ROMっててすみません」みたいな価値観への原点回帰へのチャレンジです。
現在、職場等で「お通夜会議」が普通のROM中心の社会になっていることを考えると、信じられないことです。
新しい学校のリーダーズの「オトナブルー」のような、「令和と昭和の融合で新しいものを作る」コンセプトに似ています。
過去のオールナイトニッポンがはがき職人とともに番組を盛り上げていただように「パーソナリティとゲストで1つの番組を盛り上げる」という中央集権型のファンコミュニティのような要素と、「1人のパーソナリティに集まった有志のリスナーたちも、それぞれがパーソナリティ抜きでリレー型で対談ラジオ放送を行う」という分散型コミュニケーションの要素をブレンドしたアイデアになりつつあります。
これが「令和の新たなラジオの形」と捉えている所以で、現在6月末を目処に本企画実行のため、楽しみながら色々と準備を進めております。
この企画の話は、また別途詳細をお話するとして、今日は「話す練習の場所としてのスタエフ」の使い方を深堀りしていきます。
上述した「令和のラジオ企画」は自分の中では練習試合的な位置付けなので、自分一人でも「話す練習」ができる日々の素振り的なポジションとして、こっそりスタエフでの配信もはじめています。
これまで、自分の中でスタエフの位置付けをどうしようかな?と考えていたのですが、「帯に短し襷に長し」なテーマでライトに話せるのでは?と感じ始めており、昨日も家から駅に向かう途中で考えていたことを配信してみました。
今日は、音声配信サービスとしてのスタエフの良さについて、いくつかポイントを分けて話してみたいと思います。
note記事では長いが、つぶやき機能では短い話
そもそも、このような思考を巡らせるきっかけは、先日書いた記事に対して、読者のKASHIWAさんからいただいたコメントです。
林さんかなり本を読まれてるイメージがあるので、荒木博行さん風に『林さんのブックカフェ』を聞いてみたいです!https://r.voicy.jp/zxAK6OLmba4
荒木マスターレベルとなると恐れ多いですが笑、確かに本を読むのは高校生くらいからずっと好きなので、「本を読んで感じたこと、学びについて発信してみるのも面白そう!」と感じたんですよね。
ただ、私は自分の経験や考えを綴っていく中で、「あ、この考え方は、あの本でも指摘されていた部分と通ずるものがあるな」と感じたときに、該当箇所を引用してくる感じで本を引用することが多かったので、あるテーマ本1つで3000字の記事を書き上げるのは、ちょっとハードル高いかも?と感じました。
とは言え、noteのつぶやき機能やXの文字数で表現してしまうのも、自分の体験と重なったことと絡めた考察や、ストーリーを構成して表現しようとするとちょっと短すぎるんです。
それにつぶやき系は、どうしてもフローな発信になりがちですから、せっかく発信するなら、よりストックの形になりやすいもので残したい。
そこで、実はちょうどいいかも?と感じはじめているのが、スタエフによる配信です。
パーソナリティ承認制であるVoicy等とは異なり、スタエフは誰でもアカウントを作れば発信側に回れます。noteと同じ思想の設計ですよね。
私のように「話す練習」の場として、ライトに試し打ちしたい人に向けてはありがたいですし、だいたい5分以内で話そうと決めて話しているので、一度の配信で詰め込める情報量としても、ちょうど良さがあります。
BGM機能や音声概要入力なども簡単なので、手間がかからずサッと収録できる割に、一定の放送クオリティが担保されるのも嬉しいところです。
隙間で配信できる手軽さ
音声配信の良さは、スキマ時間を活用したインプットにあると感じてきました。
電車に乗りながらでも、ワイヤレスイヤホンを耳に付けておくだけで聞けますし、家の掃除や洗濯などの家事をしながらといった、「耳だけ空いてる」みたいなシーンでも気軽にインプットができます。
そのため、1人で駅に向かっている途中など、何となく手持ち無沙汰なシーンで音声配信を聞くことが多かったのですが、「音声を通じたアウトプット」側にも活用できそうだぞ、、と最近感じ始めています。
例えば、私は家から最寄駅まで徒歩5分程度のところに住んでいるのですが、「歩きながらサクッと配信」みたいなこともできます。
外で配信していると雑音が気になるところですが、最近のiPhoneが優秀なのは、「声を分離」の機能を使えば、話す声を優先して拾ってくれる点です。
実際にスタエフで配信した音声を聞いてみると、多少の風の音がたまに入るものの、「サクッと気付いたことを残しておく」くらいの用途であれば、ほぼ問題ありません。
どうしてもnoteでまとまった記事を書こうとすると、構成を考えながら集中して一気に書くための環境と場所が必要になります。そのため、例えば誰かと待ち合わせしていて外にいてちょっとだけ時間が空いたとか、次の電車が来るまで少し時間がある・・みたいなシーンでは、何となくスマホをいじる、くらいの選択しかできません。
そんな時間も、これまではインプットしかできませんでしたが、アウトプット側の時間にできる可能性がある、というのが、個人的には大きな発見です。
これまでVoicy等のパーソナリティをされてきた方は、何年も前から気付いていることだと思いますが、「いつでも誰でも空き時間に声によるアウトプットができる」という点が革新的です。
スタエフの新たな使い方
スタエフは、私も今月から少しずつ触りはじめていて、放送もまだ10本程度しかリリースしていませんが、今は気付いていない色々な使い方ができそうです。
既にスタエフの機能として実装されている文章のAI読み上げ機能についても、近い将来私の声で話してもらう、みたいなこともできそうです。
昨年の会社のキックオフで既に、前で挨拶をされている方の顔と声を使って、日本語で話している挨拶を「その人の声で英語で話しているスピーチに変換したものを放送」ということは十分にできていたからです。
私もnoteには200本近い記事があるので、これを私の声でAIで読み上げてもらったものをスタエフでは音声放送で届ける、みたいな使い方ができれば、新たなチャネル開拓にもなりそうです。
また、色々調べてみると、スタエフの楽しさはライブアワーにある!とコメントされている方も多いので、冒頭ご紹介した「令和のラジオ企画」についても、スタエフを活用できたら面白そうですね!
スタエフのほうでも、色々チャレンジしてみようと思ってますので、ぜひこちらから私のチャンネルをフォローしてもらえると嬉しいです!
それでは、今日もよい1日をお過ごしください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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