#49 やっぱり対話
大阪から学びを考えるシンポジウム 中高生が夢中になる学校の選び方 に参加させていただいた。
正直、岡田武史さんは私の中で「サッカー日本代表の元監督」という一面しか知らなかったが、「本気でこれからの教育を考えている方」でもいらっしゃった。
FC今治高校の話もあり、「私自身が高校生として入学したい」と本気で思うくらい、ワクワクするものであった。もちろん、FC今治高校に携わられるような方々を、一公立高校が招致するのは現実的ではない。だがここで「私立だからできるよね」とできない理由を挙げて諦めるのではなく、「公立高校でもここまでならできる」を考えて実行していきたい。
先週新宿で行われた「未来の教育を考える会」でも出てきたのだが、「対話」の重要性を今回のシンポジウムでも感じた。人は一人ひとり違うのだから、対話で落とし所を見つけていく、と岡田さんもおっしゃっていた。この「対話の文化」をつくることは、公立私立関係なく、もっと言えばどのような場面でもつくることができると思っている。
今日のシンポジウムの中でもあった「大人が変わる姿を子どもたちに見せる」、さまざまな「違い」を持った教員たちが、それを認め合い、合意した最上位の目標に向けて対話を繰り返している姿を子どもたち見せることができれば、どれだけ素敵だろう。