ボランティア、はじめました
こんにちは、ゆをです。
突然ですが、今日9月5日から
ボランティアを始めました。
内容は、母校の中学校の清掃などです。
今回は、ボランティアを始めたきっかけや
これからについて書きたいと思います。
きっかけはフリースクールの人から
1か月ほど前、僕はフリースクールを運営している方に
お話を聞きに行きました。
「不登校とかで悩む学生の役に立つことはないかなぁ」
と話してみたところ
「まずは経験が大事じゃないのか?」
と言われました。
正直すぐにでも不登校を支援したい僕にとっては
的を射た回答ではありませんでした。
「バイトが一番いい。お金も稼げて一石二鳥だ」
みたいなことも言われましたが
不登校支援とアルバイト。確かにコミュニケーションの向上には
アルバイトも良い経験だと感じましたが
お金をもらって仕事をするのと、本当に人を助けたいという思いは
違うと思いました。
なによりアルバイトというお金をお客様から頂くには
大きい責任が生まれます。
失敗なんて許されません。
そんなプレッシャーには今は耐えれません。
では、今できることは何か
少し考え方を変え、「今自分に出来ることは何か」
を考えました。
これを周りの大人に相談したところ
「学生なんだから勉強が一番でしょ」
という意見をたくさん貰いました。
確かに、学生である僕に一番大事なことは
勉強かもしれません。
しかし、不登校を作る原因は大人にあり
その大人に変わって誰が不登校の支援をするのか。
この考えについてはまた別の記事で詳しく書きます。
つまり、不登校の支援を出来るのは
支援に意欲のある人しかできないと考えました。
大げさかもしれませんが、このままでは不登校は増え続ける一方です。
一刻も早い支援が待たれます。
といっても僕もまだ高校生。
出来ることは限られいます。
限られたことの中から、今出来ること…
それはボランティアではないかと思いました。
ボランティアといっても?
ボランティアであれば、基本誰でも出来るだろうし
お金をもらわず人の役に立つことが出来る。
急いで社会福祉協議会(ボランティア活動センター)に行きました。
「高校生に出来るボランティア…あまりないですね」
これが現実でした。
高校生にできることは本当に限られているんだな、と
痛感しました。
でもここで諦めたら不登校の支援なんてできません。
99.9%無理だと分かってます。
分かっていますが、母校の中学校で
不登校の支援が出来ないかと思いました。
ここで中学校に電話したところで
「高校生に出来る事なんて無い」と言われることは分かっています。
悩んだ結果、母校の中学校に電話してみることにしました。
「中学校で高校生が出来る事はありませんか?」
今思えばざっくりした聞き方でしたが、
電話に出ていただいた校長先生は
「何かしてもらえることが無いか考えますね」
と言ってもらえました。
ボランティア開始へ
数日後、中学校から電話がかかってきました。
電話をかけていただいたのは、僕のことをよく知っている教頭先生でした。
僕の中学時代は学年主任の先生で、卒業後に教頭先生になられたそうです。
結果は、「花壇のお水やりを手伝ってくれるかな?」でした。
この電話がかかってきた瞬間、とても嬉しかったです。
決して不登校の支援とはあまり関係ない事です。
でも、中学校という場所で手伝うことが出来るというのは
滅多にない経験では無いでしょうか。
もちろん僕はただの高校生で中学校の部外者。
しかし今、このような経験をしておけば
いずれは不登校支援が出来るはずです。
可能性は無限大です。
ちょっと言い過ぎかもしれませんが笑
いざ、中学校へ
そして今日、9月5日
初めてのお手伝いということで
母校の中学校に行きました。
「今日は校内にある落ち葉の掃除をしてほしい」
と言われました。
花壇のお水やりではありませんでしたが、
十分です。
約30分ほど、管理作業員さんと一緒に
落ち葉をかき集めました。
掃除が終わり、管理作業室に入れてもらいました。
お茶を頂き、少しお話もしました。
帰る時には「これからも、いろんなことをお願いしたい」
と、教頭先生から言われました。
千里の道も一歩から
ということで、今日から中学校のお手伝いをすることになりました。
ボランティアという形だと思うので、これからは
このお手伝いをボランティア活動と呼びたいと思います。
不登校の生徒を実際に支援できる日はまだまだ遠いです。
しかし、まずは中学校で掃除をする。
これは、自分にとっていい経験になるはずです。
こつこつと経験を積み重ね、不登校の生徒はもちろん
さまざまな人の役に立ちたいと思います。
長くなりましたが、今回もご覧いただきありがとうございました。