後押しされて
私は頭でっかちで、完璧主義だ。
失敗を恐れて、上手くきれいにやろうとするから、頭で考え込んでしまう。
オマケに不器用だから他人の何倍も時間がかかる。
何をしようにもインプットばかり。いくら本を読んでもまだ足りない気がして、行動が伴わない。
そんな性格でも現状をなんとかしたい、変わりたいという気持ちはある。
未知の世界を求めて、行ったことのない場所に行ったり、ジャンル問わずいろんな本を読むのは昔から好きだった。
そんな今日も新しい刺激を求めて代官山の蔦屋書店を訪れた。併設されているスターバックスでコーヒーを頼めば、陳列されている本をゆっくり席に座って読めるからよく利用する。
直感で手に取った本が、自分にはない考えを紹介してくれる。「こうなりたいな」と高揚したり、今の自分に刺さるような文章に出逢ってハッとすることもある。
ひと通り店内を歩いた。ふと、松浦弥太郎さんの本が気になった。
なぜ目に留まったかというと、前に群馬県の四万温泉を訪れたとき、カフェで松浦さんの本を手に取っていたのだ。
四万温泉で見つけてなかったら、今日は素通りしていたかもしれない。
旅先でたまたま読んだ経験があるから、今日も気になって手に取る。
人によって様々な経験だったり、書店を訪れる目的があるから、同じディスプレイでも人によって見え方が違うんだろうなと思った。
その三者三様の見え方を書き出すことで、それがまた新たな価値観になる。
それがまた誰かの刺激になればいいなと思って、この記事を書いてみた。
今日読んだ松浦さんの本には「思いついたことはすべてやる」と書いてあったから。