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また、同じようにXF35㎜、XF14㎜、XF70−300㎜、X−S10についての今の話
自分で自分の投稿↓を読み返していて面白かったので、今の状況をアップデートしておきましょうか。
今年の1月にカメラを新しく購入して、その春に所感を書いた投稿でした。
現在もあれから新しく購入したレンズはなく、同じ顔ぶれで楽しんでいます。
今回はマウントコンバーター“Flinger”についても書こうと思います。
ではでは現在の自分はどう思っているんでしょうか。振り返ってみましょう。
XF35㎜f1.4
換算50㎜への憧れと評判の良さから、FUJIFILMデビューに際して購入したレンズ。
世間一般な評価と比べると個人的な評価はそれほどというのが買ってしばらく最近までの感想。
評価が変わったのは、自分の中の認識を改めたのが大きいです。それは、
このレンズは望遠レンズである。近望遠レンズとして扱えばいいのである。
と自分に思い込ませたこと。
世間一般での広角−標準−望遠の基準ではなく、自分の中での基準を設けました。
スマホの普及もあり、標準的な焦点距離(写りの範囲)って広角気味の方がしっくりきていると自分は思います。
だとすると自分の中での標準焦点距離はおそらく35㎜前後がしっくりくるのではと想像しています。
50㎜は標準域と望遠域の境界領域、言うなればそれは水と海水の混じり合う汽水域とでもいいましょうか。
望遠レンズと思えば写りの狭さも気になりません。
しばらく手元で腐らせていましたが、花撮りなんかには重宝する機会が多いです。
ちなみにX−S10にXF35㎜付けて初めてちゃんと撮った写真がこちらでした。
ようやく上手く付き合いだしたレンズなので書くことも多くなりましたが、FUJIFILMユーザーなら買っておけという理由が何となくわかるような気がします。
ただレンズフードがメタルなのは質感の面ではいいのですが、衝突時の衝撃を逃がすという意味ではプラの方が砕けて衝撃逃して保護にはなるよなぁと思ってみたり。
XF14㎜f2.8
正直あまり書くことがない位に前回の段階で書いたレンズです。
今現在、ボディに付けっぱなしの常用レンズがこれになります。
換算21㎜というのはどちらかというと広すぎるかもしれませんが、今日びのスマホの代わりと思えば使いにくくはないです。
レンズフードが購入早々に紛失したのもいい思い出です。
元々これに付属するフードの形が好みでなかったことと、カバンに手を突っ込んで手探りで掴んだときに、XF35㎜(フード付)と形が判別しやすいので、フード無いほうが利便性が高いとすら思います。
活躍するのは風景や建物などですが、友達とのご飯などでも凄く活躍してくれました。
小ぶりなサイズなので威圧感ないし、テーブル越しの距離だと人もお店の雰囲気も伝わって、料理もいけます。
正しくスマホの代わり。
スマホなら荷物減らして撮れるという利点がありますが、思ったように撮れる、操作しやすい、撮っていて楽しいと思うのはやはりカメラかなと思います。
XF70−300㎜f4-5.6
これもXF35㎜と同じく評価の変わったレンズでした。
正直なところ用途があるかなと心配していましたが、自分の中ではXF35㎜よりも活躍度が高かったレンズかなと思います。
フードに関する不満は無し。
近場に大きな公園や水場なんかあるならば大活躍は間違いなしです。
逃げてしまう生き物や、物理的に近づけなくとも撮影できますし、望遠鏡代わりとして活用出来るのもグッドでした。
当初よりあげていたズームリングの回転方向がCANONと逆でやりにくい問題については、依然としてやりにくいなぁとは感じています。
最近は少し解決したというか、撮る際にズーム操作をするのがやり難いという事なので、予め構える前に広角端、望遠端に決めてしまって撮るということをしています。
要は単焦点レンズ2本付けているというような感覚。
外で遊ぶには楽しい1本だと思います。
そういえばTAMRONさんから18−300㎜というもの凄いズームレンズが出ました。
これから望遠レンズを買われる方は購入迷われるかなと思いますが、XF70−300㎜の利点としてはテレコンバーターを使用出来るということでしょうか。
まぁそうそう換算450㎜以上が欲しいという事はなく、クロップするという手段もあるのでテレコンの有無というのはズーム範囲の広さと比べたら小さいように思います。
Flinger(マウントコンバーター)
他のマウントから移行する際に、すでに持っているレンズを活かせるアイテムで、マウント移行を後押ししてくれるやつ。
自分はCANON→FUJIFILMの絞り付きコンバーターを購入しました。
それで使えるレンズは
・TAMRON 90㎜
・TOKINA 11−20㎜
・SIGMA 17-70㎜
・EF 40㎜
・EF 75-300㎜
コンバーターは絞り付きだと値段が上がるのですが、あとから付け足すわけにもいかない為、あるものを買いました。
では現在の状況はというと、思った以上にこれらのレンズを使用していません。
EF 40㎜はXF35㎜があるし、EF 75−300㎜はXF70−300㎜がそのまま代わりとなりますし、TOKINA11-20㎜は互換にはなりませんがXF14㎜が担ってくれます。
TAMRON 90㎜とSIGMA 17−70㎜は活用の機会が今の所ありません。
思うにこれはコンバーターを介さず使えるコンパクトさが良いのかなと思っています。
上記のレンズも元々EF−EFMのコンバーターを使って撮っていたので、マウントコンバーター込みでのサイズ感には抵抗はありませんでしたが、間に介するものが無くなるというのは、携行性においてやはり利点となりえます。
また必要かもと思って絞り付きのものにしましたが、結論からすると自分には無くても良かったと考えます。
元々がFUJIFILMのユーザーで、他社のレンズをFUJIの様に使いたいとすれば絞り付きの方が良いと思いますが、絞り付きレンズに馴染みの無いマウント移行者が購入するならば、よく考えてから選択したほうが良いでしょう。
一応絞り付きのものでもコンバーターの設定で絞りをカメラ本体で行えるようにも変えれます。
ちなみにFUJIの純正レンズでも、個人的に絞り操作は本体側のフロントダイヤルで操作出来るようになれば良いのにと常々思っています。
X−S10
さてさて、カメラボディの話です。
先回、言及していませんでしたがXF70−300㎜を使い出してから恩恵を感じたのがボディ内手ブレ補正。
望遠で飛んでいる鳥を追っていると、画面に鳥が貼り付いているような感じすらあります。これは便利で楽しすぎる。
そして×1.25で画面内にクロップ範囲が示されるスポーツファインダーモード。
これにより望遠端のさらなる延長をはかれると共に、単焦点レンズでのちょっとした変化が出来るため、これしか写らないという単焦点レンズの制約感が薄まり、使うハードルが少し低くなりました。(ズームレンズの方が好きなので)
FUJIFILMの売りであるフィルムシミュレーションについては、先回の予想通り18種類あるうち、PROVIA(普通な感じ)、Velvia(発色する感じ)、ASTIA(ソフトな感じ)とモノクロの4種類と使用するものはあまり変わらず。
どちらかというとPROVIAとASTIAが多く、時々Velvia、思い出した時にモノクロと言った感じです。
また予備バッテリーを買おうかどうか様子見していましたが、モバイルバッテリーの給電/充電が可能な事によりまだまだ必要は無さそうです。
USBで直接充電出来るのはほんと楽ですね。
背面液晶についてはやはり光軸上にこないバリアングルは使いにくい場面が時々ありました。ローポジション、ハイポジションでの水平が取りづらいんですよね。
でも背面液晶を内側に畳んでしまえるのは便利で良いところでしょうか。総合的には自分はチルト式の方が好みなようです。
前回ではまだ試していなかったインターバル撮影機能は何回か試しましたが、これもいい機能です。
タイムラプス動画作ったり、比較明合成したりと色々な遊びが出来ます。
気になる点としては、このカメラボディ自体についてではありませんが、FUJIFILMが今後X−S10に続く軍艦部からSSダイヤルや感度ダイヤルを廃したモデルを出すかということでしょうか。
個人的にはこの路線を続けて欲しいなと望みます。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
さてさて、こんな風に今の所感を書いてみました。
前回の時には同僚にEOS M6を貸すようなことを書いていましたが、もうじき返ってくる予定です。
慣れ親しんで使ったM6ですが、多分手にしたら使い辛く感じるだろうなぁと思います。
カメラ2台持ちというのも全然ありですが、普段埃を被せておくというのは勿体なく感じます。
うーん、どうしようかな。
また少し先に同じように振り返った時に結論出ているのかな。