EFーMユーザーのみなさん、いますか?
この投稿は途中段階なので、追加情報乗せたり、その内にそのレンズで撮った写真なんかも出してみようかと予定しています。
さて、この投稿を読まれているということは、CANONのEFーMマウントユーザーの方でしょうか。
もしそうならば、サブ機でしょうか?
もしくはメイン機として使用しているでしょうか?
自分はEOS M6(初代)をメイン機として使用しています。総数でみるとKiss Mを使っている方が多いのではないでしょうか。
まぁなんにせよEOS M機は現実でもネット上でもあまり見かけないし話題にならないので、そのあたりをさびしく思うことがあると思います。
久しぶりに見たEOS Mシリーズのニュースが、2021年に終了?!とかってので年明け早々ビビりました。今年じゃん!って。https://digicame-info.com/2020/12/eos-m2021-2.html
めげずに書いていきましょうかね。
ミラーレスカメラはSONYが流行りですよね。
EOS M6買うときはα6300とどちら買うか迷ったもんです。
特にカメラに詳しいわけではありませんが、いちEOS M機ユーザーとして色々と書いてみようかなと思います。
レンズについて
現在自分が所持しているEFーMレンズは、
EFーM 15ー45㎜(130g)
EFーM 55ー200㎜(260g)
EFーM 22㎜(105g)
の3本です。
ダブルズームキットに22㎜を買い足しました。
結構ありがちなパターンかなと思います。
EOS Mシリーズのいいところといえばボディ、レンズともに携行性が良いというのが一番でしょう。
小さくて軽い。
もし初めてのメイン機がEOS M機ならばピンとこないと思いますが、レンズ3本合わせて500g切るというのは凄く魅力的です。
旅行なんかに行く際に荷物にならないです。
カメラってレンズとボディだけあればいいというわけではなく、備品とかも必要になるのでシステムのコンパクトさってのはかなりのメリットだと思います。
さて、ではレンズについて書いてみましょうか。
専門的な事や写りに関する細かいことはゴミ箱に入れてきました。
自分のレンズについて思うこと
EFーM 22㎜(手軽にスナップ)
旅行や登山などでちょっと撮る時に最適です。
ボケさせたく明るいレンズを!となって買う方が多い気がしますが、自分はただ明るく広角寄りなレンズということで買いました。
換算して35㎜と使いやすい画角であり、EFーMレンズのラインナップでも人気があります。
パッと出せてパッと撮れるというのが強みで、ボディがM10系統だと携行性がさらに抜群なレンズだと思います。
個人的には山に行った時の記録に活用しています。荷物もかさ張らないので有難いです。
木曽駒ヶ岳。さぁ登るぞというときのもの。よく見ると登山道に人がいます。
明るいので暗い水族館等でも頑張れば行けます。生き物より一緒に行った人との記念をサクっと撮るのにいいかと思います。
EFーM 55ー200㎜(このサイズでこれは便利)
望遠ズーム。広角端が換算約90㎜で望遠端が320㎜と、サイズ的にも使いやすいレンズとなっています。
初めてカメラを買った際には、EFーM 15ー45㎜と比べて重いし、でかいしと思っていましたが、他の一般的なレンズと比べたら先にも書いたように使いやすいレンズだと思います。
望遠端をしっかり使うならばファインダーがある機種か外付けファインダーがオススメです。
90㎜はわりと使いやすい感覚あります。目の前のものを掴む感じで撮るようにしています。
暗いレンズですが、屋外の水族館、動物園なら結構いい仕事してくれます。
あまり望遠レンズらしい活用例がありせんでした。
EFーM 15ー45㎜(なぜ一手間要るのか?)
個人的には15ー45㎜は使用する際にいちいち沈胴部のロックを解除するというのが煩わしくて出番がほとんどありません。
バッテリーの持ちがいまいち良いとは言えないミラーレス機ですが、撮影するために電源のON/OFF以外にこのロックの解除というのはやはりめんどくさいというのが本音です。
同じダブルズームキットの55ー200㎜と比べて個人的評価が下がるレンズ。
この沈胴ロックについては他のEFーMレンズではEFーM11ー22㎜にもついていますね。
広角端で撮った一枚。広がる青空が気に入ってます。
青空ついでに。上の1枚とこれはファインダー無かった頃に撮ったもので、これは逃げる前に腕を突き出して勘と連写で撮りました。
他のEFーMレンズについて思うこと
EFーM11ー22㎜(この機能さえなければ買ってた)
広角が好きなので沈胴ロックが無ければ欲しかったレンズ。登山の時や普段使いにしてもいいかなと思っていました。ほんと沈胴ロックがなければ良かったのに。
それでもコンパクトな超広角ー広角なこのレンズは人気が高いレンズの内の一つです。
EFーM18ー150㎜(あると便利、、なのかな)
便利ズーム。レンズ交換をしないのであればこれがいいのかな。ここから自分の各焦点距離の好みを把握してから別のレンズに手を出すというのもありかも。
初めて出かけるところにはこういった便利ズームがあると安心できるので、腐らない一本かなと思います。
EFーM28㎜(もう少し明るければ)
EFーMレンズの中での唯一のマクロレンズ。散歩中などで気軽にマクロ撮影するのに便利かも。LEDライト内臓しているけどデザイン的にはそこがちょっとカッコ悪いなぁと思っています。
単焦点としても使いやすい画角かと思いますが、もう少し明るければなぁ。
EFーM32㎜(EFーM最新最後?のレンズ)
ながらく出ていなかったEFーMレンズの中の新星。換算約50㎜で評判もいいです。
このためのEFーM機なんて声もあり、EFーM11ー22㎜、22㎜、35㎜の3本でガチな人はEFーMのシステムを作っているイメージがあります。
個人的にEFーMレンズで持ってない中ではこれが一番欲しいです。
EFーMレンズ群について
コンパクトさが売りですが、その分作りがチープだったり、単焦点の22㎜、32㎜以外は暗かったりするのが難点です。
あとレンズフードが別売ですが、これは付属しておいてよと思ったり。やっぱフード付けるとカメラ感増しますからね。
ずっとフード買おうかどうか迷ってるうちに、まぁいいやとなって買い控えました。
今後EFーMレンズが増えるか怪しいですが、噂のあった100ー300㎜なんかは出て欲しいですね。
アクセサリーについて
予備バッテリー
個人的には一本買っといた方が良い思います。バッテリーの容量少ないし、減り早いし。
でも連写しなかったり、散歩程度のお出掛けならそこまで必要ないかな。
サードパーティー製品もあるけど、純正品をオススメします。
三脚
必要な人は黙っていても買って、さらに買い足すし使わない人は一本も持っていない備品。
個人的にはカメラ買うなら当然買うもの扱いです。
三脚は写真の幅が広がって、より写真を楽しめていい物なんですが、如何せん荷物になるのが欠点です。
使うボディやレンズが重ければ重いほど、三脚にもそれ相応のスペックが求められ、三脚自体も重くなっていくのでフルサイズのカメラを使う人って凄いなと思います。
その点EOS M機はボディ、レンズともに軽いので、三脚も軽めの物ですむのがメリットですね。
とりあえず一万円位の適当なアルミの三脚買っておけばいいでしょうか。何買っても不満は出ると思うので、最初の一本は適当でいいと思います。
ビューファインダー
EOS M6はファインダーないので使うなら別途購入です。背面液晶で撮っていても気にならないなら要らないですね。その方がボディもコンパクトですし。
でもファインダー使うとカメラをグッと引き寄せる分しっかりホールド出来て、撮影の安定感が増します。つまり安定した分シャッタースピードなら伸ばすことが出来るし、それで明るくなった分、絞ったり、感度を抑えたりすることができます。
つまり使っているカメラ、レンズの性能が上がると置き換えてもいいのではないかと思います。
あと日中の陽が強い時なんかは背面液晶が見にくいのであると便利ですし、ぶれにくくなるので望遠レンズ使うさいにもいいですね。
ビューファインダーはEVF-DC1、EVF-DC2がありますが、現在公式にあるのはDC2の方。
デザイン的な違いもありますが、DC1は上向きに約90度回転する設計になっているため、他のカメラにはない使い勝手を得られるので断然DC1をおすすめします。
ちょっとデザイン的には一体感はなかったりもするけど、それは仕方ない。
レリーズ
手元でシャッター切りたい時に使うもの。無くともCanonのアプリで代用できますが、常に使う撮影ならあった方が便利です。EFーM機でも5と6系統が使えます。
単純なシャッター操作ならリモートスイッチRS-60E3で十分ですが、シャッター間隔、回数、開始、枚数など細かに決めたいならばタイマーリモートコントローラーTC-80N3となります。ただしTC-80N3をEFーM機で使うには変換コードのリモートコントローラーアダプターRA-E3が必要となるので注意です。
マウントアダプター
マウントアダプター EF-EOS Mを使えば、EFレンズやEFーSレンズを使うことが出来ます。
EFーMレンズのラインナップはある程度は整ってはいるのですが、幅が狭いので更なるレンズをとなるとマウントを変えるか、アダプターを使うかということになります。
実際に自分はマウントアダプターを導入し、積極的にEF、EFーSマウントのレンズを使用しています。
アダプターがある分、普通にレンズを使うよりも長くなってしまい携行性という良さが損なわれてしまいますが、逆に大きくなる分グリップ感が増して撮影しやすくなるというメリットを感じました。
ゴツイレンズがつきます。さらにアダプターの分長くなります。
EFーM以外の今使っているレンズ
EF 75ー300㎜(お手軽に望遠)
借り物の望遠レンズ。
昔のEOS Kissのキットレンズで、保管も悪かった様子。動作もあまり気持ちよくなく、写りも自分でも?となるのですが、EOS M6に付けると換算480㎜になるので、動物園とかでは重宝します。
遊びには十分です。
実際に望遠レンズを買うならば、EFーS55ー250㎜が評判いいみたいなので買っていたかもしれません。
動物園ではこんな感じで部分部分で撮るのが好きです。望遠鏡の代わりにもなったりするのであるとより楽しめます。
春はウメとメジロを。慣れると撮れるもんですね。見失ったらワイド端に戻して探してズーム出来るので撮りやすかったです。
EF 40㎜(もて余す64㎜)
訳あって出先で買ったレンズ。
付けると換算64㎜という微妙さですが、買った目的からすればお釣りがくるぐるらいに活躍してくれたので良かったです。
今度単焦点を買うとするならば、50㎜くらいのものにします。
出先で買った時は大成功でしたが、あとはどう使ってよいのやらという感じです。あまり活用できてません。
でもレンズが小さいので、ついでに持っていくことが出来るのは強みでもあります。
TOKINA 11-20㎜(風景、空に最適)
サードパーティーではあまり聞かないTOKINAですが、APSーCの広角レンズでは結構有名だと思います。2.8通しで明るく、換算18ー32㎜、レンズフィルターも使えて、広角端が11㎜というのは他には無い性能をしており、星撮りなんかに有用です。
今持っているレンズで一番好きなレンズです。
水平傾いてますが、風景をババンと取り込めるのが気持ち良いです。
開けたところや写真目的で出かけるなら大体持っていきます。
主題に寄ると、バックがぐわっと広がる感じもダイナミックで好きです。
TAMRON 90㎜(花や虫、単焦点としても活躍)
タムキュー。換算すると144㎜と中途半端ですが、花撮りや生き物のマクロ撮影には逆に都合良く感じています。
梅や桜などの枝に咲く花を撮ったり、近づくと逃げる生き物を撮ったりと大活躍です。
ただ最初に買うなら100㎜前後になる位のマクロレンズの方が使いやすいかもと思います。
ズームが無い分、ピントや動きに集中できるのは良いところかもしれません。単焦点の望遠レンズとしての使い道も。
目の前の世界に入り込むような感覚に陥ることも。遠くに行けなくてもマクロレンズがあれば違う世界が見えます。
意外なものが意外な写りになったりするのも楽しいです。
SIGMA 17-70㎜(性能良いけど問題あり)
標準ズームで、APSーCのレフ機を使うならば文句なしにお手軽でコスパいいと思います。
EOS M機でも使えるには使えますが、電源などの動作トラブル(後述)を引き起こすことがあるため正直あまりおすすめ出来ません。
自分のも買った当初は正常に作動していたものの、数ヶ月した頃から電源が入らない、落ちないといったトラブルがでました。
しかし特に何もしていませんが、現在では正常に作動し活用出来ています。(R2.12.27動作不良再発)
同様な動作の不具合がSIGMAの17-50mm F2.8 EX DC OS HSMでも報告されているため注意が必要です。
立ち位置が決まってるような場合では、やはりズームレンズは便利ですね。出せる写真があまりなかったのですが、それは友人、知人とかが写っているものが多かったから。そういう時に使っているレンズだとも言えます。
※動作トラブルについて
マウントアダプターが原因で起きている模様。
現在経験したトラブルは
・onにしても電源が入らない
・offにしても電源が落ちない
・撮った写真のピントがずれている
ー対処法ー
・レンズを一度外す(外しきるまでは必要なし)
・バッテリーを一度抜くという方法もあるらしい
EOS Mシリーズに思うこと
非常にコンパクトなシステムで携行しやすいというのが一番の魅力かもしれません。
せっかく買ったカメラでも、重く大きくて持ち歩かなかったら撮る機会は生まれません。
そして、いつまで経ってもカメラに馴れず、やがて埃を被せてしまう。
全くのカメラ初心者であるならば、まずは持ち運びやすいものとしてEOS Mシリーズはオススメです。
欠点が無いわけでもないです。
個人的に気になる点は、
・バッテリーの持ち
・グリップ力の無さ
・レンズラインナップの弱さ
でしょうか。
バッテリーの持ちについては単純に予備バッテリーの保持でカバー出来ますが、残りバッテリーの残量がどれぐらいかが%表示で分かると有難いです。
また長時間露光撮影をすると体感的に減りが早い気がします。タイマーレリーズでしっかり撮影条件を管理すれば持ちがよくなるので、星の日周運動を撮りたい方にはオススメです。
グリップ力は手の大きさにも関わるものですが、自分は右手の小指が余ります。撮影の際にはボディの底面に添えるようにして保持しますが、長時間撮影していると添えた小指が痛くなってきます。
EOS Mのシステムはコンパクトでいいのですが、自分の手の大きさ的にはやはりある程度の大きさが必要かなと感じました。マウントアダプターをつけて太いレンズを付けると、コンパクトさは損なわれるものの左手の保持力が上がるのは地味に有難いです。
EOS M6Ⅱで羨ましいのは、グリップ部が少し大きくなったので、多少改善されたことですね。APSーCのレフ機とEFーM機の中間サイズ位のボディサイズがあればいいのになぁと思います。
レンズラインナップについては一通り揃っていますが、レンズの太さを統一するというデザイン上の縛りがあるため、幅が狭いです。
今あるレンズラインナップを一つのシリーズとして、それとは別に明るいズームレンズがあればなぁと思うのですが、これはサードパーティーに託すしか無さそうです。
まぁ最大の欠点はCANONさんがEOS Mシリーズにあまり力入れてないところでしょうか。