【読書記録】 #15 自分のことだけ考える。 堀江貴文著 〜人のことが気になるのは、熱中度が足りないサイン〜
はじめに
「自分の時間が取れない」これは私の長年の悩みだ。しかし、この本を読むことで自分のことを考えられておらず、他人の人生を生きていたことがよくわかった。
周りのことを考えることが美徳とされる日本だが、自分のことだけを考えて集中していれば、週刊紙のくだらない情報に惑わされることもなく、案外みんなが幸せに生きられるのではないだろうか。
3つの気づき
1.人のことが気になるのは熱中度が足りないサイン
「人のふりばかりを見てあれこれ文句を言う」世の中でよく見られる光景だ。しかし、自分にも心当たりがある。それは自分のことに集中しておらず、周りが気になって仕方なくなり勝手にイライラする。最悪の悪循環だ。堀江氏は「そんな状況は『熱中度』の足りないサインであり、そのエネルギーは自分の好きなことに注がなければならない。」と指摘する。
まさにその通りだ。好きなことに熱中しているときに他人にイライラしたりしないだろう。他人にイライラしたときは「熱中できてないな」と気づき、好きなことに力を注ぎたい。
2.一喜一憂は無意味。自分ができることに集中する
人生においてもこの考えは使えるが、私の場合はダーツでこの考えを取り入れたい。
ダーツでは基本的に後攻が不利であり、先攻の相手にいきなりいいプレーをされると一気に勝ち目が見えないほどの状況になる。しかし、そんなこともなく、後攻でも集中を切らさずしっかり平均以上でプレーしていればチャンスが回ってくる。私は1ラウンドごとの結果に一喜一憂してしまうからダーツの成長が阻まれている。常に「今」何ができるかを考え、集中していきたい。
3.ネタの引き出しは多くのことに関心があるかどうか
飲み会などで話がどんどん出てくる人はすごいと思っていた。しかし多くのことに関心を持ち、情報収集していればネタはいくらでも出てくるという堀江氏の指摘は的を得ている。楽しいことをどんどん深めていけばネタはいくらでも手に入るのは間違いない。
3つのToDo
1.嫉妬したら負け
流行全てではないにしろ、「こんなもの!」と思ってしまうことも私にはある。しかし、「どうして流行っているのか」考えることが重要だと指摘されている。「こんなもの!」と思ってしまっては成長しないし、ネタにもならない。なぜ流行っているか考えることで初めて知識が手に入ったり、成長したりする。
「こんなもの!」と思った流行も騙されたと思って乗ってみると結構楽しかったりする。
2.仲間を作る
まず「一緒にやってみませんか?」と声をかけること。もし、断られてもショックはその一瞬だけで相手もいちいち覚えていないと堀江氏は言う。他の堀江氏の著書である「あり金は全部使え!」でも勇気はケチるなと書かれているが、仲間作りも惜しまずどんどんやっていきたい。
3.頼み事は相手のメリットを5〜10考える
人に物事を頼むときはその人に「自分に協力するメリット」を感じてもらう必要があり、メリットを5〜10考えて小出しにプレゼンするのが有効だと書かれている。
物事を頼むときにこの点は忘れがちだった。メリットを複数用意することを心がけたい。
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