見出し画像

フォルトゥナの瞳が良すぎるってお話。(ネタバレ注意です)

こんばんは。

深夜テンション+お酒が入っているので
かなりテンションが高いですが。

どうしても今の気持ちのまま
記事に書き残したくてnoteを開きました。

とはいえ、久々に酔っぱらっていて
タイピングもままならない状態です。(笑)

ずーっとずーっと観たいと思っていた
フォルトゥナの瞳を観ました。

主人公は神木隆之介くん。
私とほぼ同世代で親近感満載。

ヒロインは有村架純さん。
何とも可愛いのなんの、文句なしの演技力です。

神木隆之介くんは、なぜか勝手に「くん」付けするほど
幼少期から慣れ親しんでいる俳優さんです。

一番、記憶に残っているのは探偵学園Qの時。
主人公を演じる神木くん、ヒロインの志田未来さん、
そしてクール役の山田涼介くん。

(もはや、くん付けではダメな気すらしてくる)

あの頃は、毎週探偵学園Qが放送されるのを
今か今かと心待ちにしていて。

歯医者さんに探偵学園Qの漫画があったので、
原作を読んで予習していたこともあり
かなり前のめりになって実写版を観ていました。

そんな神木くんと有村架純さんが主演の物語。
百田尚樹さんが書かれている「フォルトゥナの瞳」。

一言でいえば………







私好み過ぎました。







いや、もう、私の好みを
完全に見透かされてるんじゃないかってくらい、
心にずきゅーんときた映画でした。

こんなに心を囚われたのは
韓ドラ以降のことかもしれません。(笑)

我ながらなかなかのロマンチストなので
(言い訳をするとうお座はロマンチストらしい)
運命とか絆とか、そういうワードが好きでたまらない。

この作品は、予告でも散々やっていたので
ご存じの方も多いかもしれませんが、
人の死が見えてしまう人の物語。

大切な人が死んでしまうと分かったとき、
自分は一体どうするのか。

その運命から大切な人を守ろうとすると、
自分の命を犠牲にすることになる。

自分の命と大切な人の命。

それらを天秤にかけた時、
運命が見える彼らは何を選択するのか。

私だったらきっと、信じてもらえないだろうけど
人の運命が見えることを周りの人に伝えて。

信じてもらえる人に協力してもらって
色んな人の運命を変えるんだろうな、と思いつつ。

だって、人が死ぬことが分かっていて
それを見過ごして生きるのって辛くないですか?

もし自分が人の死を知ることができたとして、
それが変えられる運命なのであれば、
私は誰に称賛されずともその運命を変えることを
選択するような気がします。

それは、善い行いとか偽善とか、
そういう類の話ではなくて。

純粋に、神木くんみたいに
変えられたはずの運命を変えなかったことに
罪悪感を抱いて生きれるほど強くないから。

そんな思いを背負ってまでは
生き続けることができないから。

だから私はきっと自分の命と引き換えだとしても、
大切な人の命や目の前の人の命を
助けてしまう人間なのではないかと思います。

ただ………今の私には愛する人がいて。
その夫が私の死を悲しんでくれるのだとすれば。

私は他の人の死を無視してまでも、
自分が生きる選択をするのかもしれませんが。

人間、なんとも都合のいい生き物ですね。
でも、だからこそ人間らしいとも言える。

フィクションではあるものの、
人の生と死に向き合わされたような、
そんな印象を受ける作品でした。

それにしても、私好み過ぎる。

昔から、運命とか記憶喪失とか、
記憶喪失しても何かの拍子に記憶が戻るとか、
前世の記憶があってお互いに結ばれるとか、
そういう「偶然」というか「運命」というか
言葉では言い表せないような
神秘的な事象を好む傾向にありまして。

もちろん、現実には起こりえないとは
分かっているんですよ?(笑)

分かってはいながらも、
いつかは白馬の王子様が迎えに来てくれて、
ひざまずいて私の手を取ってくれたり、なんて
そんな幻想を抱いて生きてきた少女なので🙈←

つい、ロマンチックなストーリーには
「ありえない」と分かっていながらも、
惹かれてしまうのが私の性格のようです。

今回のフォルトゥナの瞳は、
まさにそんな私のロマンチシズムを
くすぐるような作品でして。

久々にどんぴしゃで、ずきゅーんとくる作品でした。
父に言ったら「そんなの、ありえないでしょ」
って一蹴されそうですけど。(笑)

まだまだ少女心は健在なんだな、と
そう感じたアラサーの夏でした🐱

久々にお気に入りの映画が見られて幸せです。

ちなみに私が好きな作品のうち。
他のものを挙げるのなら「ただ、君を愛してる」。

玉木宏さんと宮崎あおいさんの映画。
あれは私の中でなぜかずーっと好きな映画です。

主人公は自分の匂いを気にし
不用意に人に近づけない奥手な少年。
そんな彼の性格を払拭するように
ぐいぐい寄ってくるヒロイン。

すれ違いながらもくっついて、
でもやっぱり離れてしまって。

そんな二人の恋模様がなんとももどかしくて。

でも甘酸っぱくて。
キスシーンなんかつい声が出ちゃって。

って、これもネタバレですね。(笑)

こういう純粋な(?)甘酸っぱいような
思わず目を塞ぎたくなるような、
それくらいピュアな物語に
惹かれる傾向があるのかもしれません。

今回のフォルトゥナの瞳も、
ストーリーの構成としては単純と言えば単純。

映画を観慣れている人であれば、
途中からさっきの展開も読めちゃうんじゃないかと。

でも、そんなべたなストーリーであっても
演者さんたちの演技に魅了されてしまう。

私も、半分以上ストーリーを分かっていながら
今回の映画を鑑賞しましたから。

それでも楽しめるっていうのが、
やっぱり人が「演じる」ことの
素晴らしさなんだと思います。

さて、深夜テンションとお酒の入った意気で
こんなに語り尽くしてしまいましたが。

とにかく良い作品に出会えて私は幸せです。
たまにはこういった純愛物の映画を観るのも良いですね。

夫と一緒に見る時、ついつい純愛物は
恥ずかしくて避けがちなのですが……🐱

たまには、いいもんだなと思いました。

ちなみに夫は最初の1/3くらいで離脱したので
私は思う存分クライマックスで泣くことができました←

いやあ、久々に映画で泣かされましたね。
フィクションとは分かっていながらも、
つい役にのめりこんで感情を共有してしまう。

良い涙を流せました。なんだかすっきりです。

それでは、すっきりしたところで、
夜も深いのでそろそろ寝る準備をしますか。

楽しい時間はあっという間。
明日は唯一のお休みの日ですが、
この調子だと昼過ぎに起きることになりそう。

まあ、そんな日もたまにはあっていいよね。

今日は、良い映画に出会えたという
幸せをほくほく胸に抱きつつ、
眠りにつきたいと思います。

それではみなさま、
本日も一日お疲れさまでした。

良い夢が見られますように。
おやすみなさい。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集