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【音楽鑑賞】1週間に6曲、新しい曲を聴く

私は1週間に6曲、新しい曲を聴いて、それを記録することを自分に義務付けている。この取り組みを始めたのは、2023年の4月。そこから1年半、インスタの鍵垢でコソコソ続けている。今日はそのことについて書いていこうと思う。


個人的なルール

やり方はシンプルで、その週で聞いた音楽を毎週末にスクショして、それをインスタのストーリーに載せる。その中でも特に気に入っている曲の一部分をBGMにしたり、最近できたコメント欄にはお気に入りの歌詞を書いたりしてる。私はこれを「weekly fav」と題している笑

これは先週の。こんな感じです。


一つだけ決めているルール。それは同じ曲を2度使ってはいけないという点だ。1年半前からつけている記録の中で、楽曲の重複がないように気をつけている。毎週新しい曲を聴いているといっても、本当にその週初めて出会った曲だけを記録しているわけではない。昔よく聴いていて、また最近聴くようになった曲みたいなものも含んでいる。本当に“はじめまして”の曲じゃなくてもオッケーにしているが、ただこの記録内では重複がないようにして、なるべく新しい曲との出会いを促すようにしている。

なぜ記録しているのか

(1) 聴く楽曲の固定化を防ぐ

今では邦楽・洋楽・K-POPと、幅広いジャンルの音楽に関心が向くようになったが、中学生の頃は大好きだったアニメ「ラブライブ」の楽曲とマイケルジャクソンしか聞かないような偏りのひどい人間だった。聴く楽曲が固定化されていると、たまに聴きたい楽曲が無くなる時がある。幅が狭いからこそ何度も同じ曲をリピートすることになって、そこに飽きたりもする。特にマイケルジャクソンなんかはもう新曲が出ないわけだから困った。私は通学中も勉強中も常に音楽を聴いていて、生活が音楽と共にある。活動している時間のほとんど音楽に触れているからこそ、音楽に飽きないためにもっと多くの楽曲と出会いたいと思った。そこで意識的に楽曲を開拓しようと思って、この活動を始めた。

確かに音楽は出会おうとして出会うものではないかもしれない。「テレビで流れていたから」「好きなドラマの主題歌だったから」日常の中に音楽との出会いは溢れていて、知らぬ間にハマっていることの方が多いと思う。でもだからこそ、自分はその出会いを記録しておきたいと思う。いつ、どんなところで、その楽曲と出会ったのか。そんな音楽との出会いを可視化して記録することによって、素敵な音楽たちとの出会いをより実感したい、そんな考えもあるのかなと思う。

(2) エンタメ業界の知識を増やしたい

自己紹介noteにも書いたが、私はエンターテインメント、中でも特に音楽が大好きだ。現在絶賛就活中だが、レコード会社や音楽出版社といったエンタメ業界をメインで見ている。「エンタメ業界で生きていきたい」「大好きな音楽に携わりたい」それが私の今の夢だ。そんな扱う商材を音楽にするという夢の実現のために、当たり前だけども音楽の知識は必要不可欠だ。今どんな音楽が流行っているのか、世界にどんなアーティストがいるのか、そういった知識を積極的に入れていきたいと思うし、そういう業界への意欲的な姿勢は大切にしたい。

例えば大好きなK-POP。毎年新しいグループがバンバン誕生して、カムバックしてはヒット曲が生まれて、業界(楽曲)の入れ替わりが激しい。そんな業界の流行についていくためには、チャートやSNSを確認して、そこから新曲に出会うという作業が必要だ。

もちろん自分にも好き嫌いはあるので、開拓しようと心がけていても偏りは生まれてしまう。でも1週間に6曲、大体年間50週あるから、単純計算で1年に300曲聴いているという事実はあって、開拓しようと意識的に行なっているのといないのとでは差は確かにあると思う。それに前述したように「多くの音楽に触れている」という事実も欲しくて。年間で300曲という具体的な数値に基づいた事実が自分にとっては大事であるように思う。

(3) 音楽は記憶と結びついている

ラブライブの楽曲を聴くと中学時代の部活のことを思い出すし、IUの曲を聴くと韓国留学のことを思い出す。私の生活はこれまでもずっと音楽と共にあって、だからこそ情景や匂いと同じように、それを通して想起するものがある。だから私にとって、その時聴いていた音楽を記録することは日記を書くことと同じ意味を持つ。

私はたまに自分の日記を読み返すことがある。自分の過去に触れると、その時の自分と今の自分の違いや成長度合いに勇気をもらったり、初心にかえったりすることができる。記憶が薄れていた楽しかったこと、辛かったことも思い出すことができる。音楽の記録に触れることもこれと似ている。例えば辛いことがあって、ちょっとしんみりした音楽を聴きたい時、過去自分が辛い時に聴いてた音楽を自分の記録から引っ張り出してきて聴くことがある。楽しかった留学生活を回顧したい時、留学時に聴いてた音楽を引っ張り出してきて聴けばいい。

自分があの時何を聴いていたのか、そういうものって案外忘れてしまうものだと個人的には思う。断片的には記憶できているけれど、その記憶は多ければ多いほど、正確であればあるほど良いんじゃないだろうか。だからこそ自分は、自分自身が豊かに生きていくために、その時その時で触れた音楽を記録して、自分の人生の足跡をいつでも振り返れるように楽曲として保存していきたいと思う。

おわりに

最初は1年間限定でやろうと思って始めたこの記録だが、最近はインスタで繋がっている友人が同じように始めてくれて、そこで交流が生まれたり、自分自身もその義務があるからこそ積極的にチャートやSNSを確認するようになったり、得られるものが大きくて大学卒業までは続けようかな〜なんて考えている。将来的にこの活動が仕事に活かせなくても、音楽に携わりたいという自分の夢が叶わなかったとしても、自分の趣味の範囲を広げたことは絶対に無駄なことではないし、これからも自分の豊かな人生のためのこういった活動は大切にしていきたい。

元々偏りがひどかった人間が、この活動を通して標準レベルぐらいまでこれた程度の話だが、これからも多くの楽曲たちと出会っていきたいと思う。オススメの曲があったらぜひ教えてください〜!

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