痩せたいなら食事回数を増やせ!
食事回数はダイエット・減量において、とても重要になってきます。
「ダイエットするぞ!」と決意すると
普通の人は朝や夜を抜いて1日の食事回数を減らして
摂取カロリーを減らすダイエット方法を選択する人が多いと思います。
しかし、これは間違いです!食事回数を減らすと太りやすくなります!
逆に、食事回数を増やすと痩せやすくなります
その2つの理由を今から解説していきたいとおもいます。
1.食事をすると消化にカロリーを使う
食事をすると食べたものを消化するのにカロリーを使います。
これを食事誘発性熱生産(DIT)といい、
基礎代謝、活動代謝と並ぶ、
生きていく中で代謝(消費)する3つ目の要素です。
「それと食事回数を増やす事に何の関係があるの?」
そう思われると思います。
この食事誘発性熱生産(DIT)は
「1回の食事に対して一定のカロリーしか消費しません」
なので、1回の食事で摂取カロリーが
300カロリーでも1000カロリーでも消費カロリーは一緒という事です。
逆に食事回数が増えれば増えるほど消費するカロリーは増えていきます。
例えば、仮に食事誘発性熱生産(DIT)が1回につき100カロリーと仮定して
1日2食だけだと食事回数2回×100カロリーで200カロリー消費します。
これが朝、昼、夕と間食2回(プロテイン)で計5回の食事にすれば
食事回数5回×100カロリーで500カロリー消費します。
(DITは測る方法がないのであくまで目安です。)
食事内容が同じでも、分けて食べることによって
300カロリー消費したことになります。
300カロリーもし運動して消費しようとすると
ランニングだと3キロ~5キロ行う必要があります。
毎日ランニング5キロ走るよりも、
食事回数を2回→5回に増やす方が断然、楽ですよね?
つまり、食事回数を増やすだけで消費カロリーは増えるので
食事回数を増やした方が良いという事です。
2.食事の間の感覚を空け過ぎると吸収効率が上がる。
また、食事回数が少ないと消費カロリーが減るのと
もう一つデメリットがあり、
それは「脂肪が付きやすくなってしまうという事です。」
これは、食事と食事の間隔が長いと
身体がエネルギーが枯渇している状態になってしまい
本能的に脂肪としてエネルギーを蓄えやすく
なってしまいます。
そして、
その状態で食事をすることによって太りやすくなってしまいます。
つまり、ダイエットの時に努力して
食事回数を減らすというのは間違いで、
正しくは「食事内容を減らしてこまめに食べる」
という事がダイエット中の食事において重要になってきます。
まとめ
1.食事回数を増やして消費カロリーを増やす。
2.一回における食事量を減らして、回数を増やす事によって
身体に脂肪としてエネルギーをため込むのを防ぐ。
食事回数を減らすというのは
ダイエットにおいてよくある間違いです。
もちろん、食事回数を減らすことによって
ダイエットを成功させる人もいますが
多くの人は痩せた後に、筋肉量が減ってしまい
基礎代謝が落ちることによって
リバウンドしてしまう方が多いのも事実です。
なので、健康的に痩せる為にも食事内容だけではなく、
食事回数にも気を付けてみてください。