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病院の検査で異常なし それでも続く頭痛とは
季節の変わり目は気温の変化や気圧の変動も大きく、体調の管理が難しいため、身体に不調を感じる方も多いかと思います。
今までは首こりや肩こりだけの症状だったのが、「頭痛」も感じるようになっていたりといつもと違うと感じる方も多いのではないでしょうか。
「頭痛」は緊急性の高いものもありますし、慢性化してなかなか改善しにくくなるものもあります。
今回は病院では特定できない慢性化した「頭痛」についてお伝えさせていただきます。
頭痛の種類
頭痛は大きく分けて一次性と二次性があります。
一次性頭痛は医療機関での検査や数値では表せない頭痛のことをいいます。
その種類としては「緊張性頭痛」「片頭痛」「群発性頭痛」(ぐんはつせい)があり頭が痛いという症状以外にも肩こりや首こり、首が動かしずらい、吐き気、耳が詰まったような感覚、目の奥が痛むという症状が併発してきます。
生活習慣からの影響が大きいため、筋緊張や自律神経不調を整えることで
症状改善を目指していくことが可能です。
二次性頭痛は何かしらの病気が要因になっている頭痛をいいます。
高血圧やかぜ、副鼻腔炎などが発症要因となります。
初めて頭痛になる方も慢性的に頭痛をお持ちの方も突然の激しい痛みや数日間でひどくなる場合は医療機関での検査が必要になる可能性があります。
慢性頭痛を引き起こす要因
慢性的な頭痛になり、度々起きるので心配になり、病院を受診。
MRI検査やCT検査を受けたが、特に異常がないとの診断。
処方された痛み止めの薬を飲んでもなかなかスッキリしない、といったような話もよく耳にします。
異常がないにもかかわらず、症状が改善しないのは何故なのか、余計に不安になるかと思います。
頭痛は脳の異常以外の原因でおこる場合が多くあります。
ここでは慢性頭痛になりやすい方の特徴をお伝えいたします。
①うつ症状がある
②不安感が強い
③睡眠不足
④肥満である
⑤カフェインの過剰摂取
⑥薬の過剰摂取
⑦生活上のストレス
⑧他の疼痛障害(腰痛や首痛などの痛みがあること)
など
以上が慢性頭痛になりやすい要因としてあげられていて、
生活習慣の部分は頭痛に与える影響が大きいのがわかります。
慢性頭痛と歪みの関係
慢性化してしまった頭痛は肩、首、後頭骨あたりの筋緊張により頭部への
神経や動脈、静脈に負担がかかり症状が起こることが多いです。
下記の写真のように、ここには多くの神経や動脈、静脈があるために影響を受けやすい部位とも言えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1716603119500-iPsCCO3Zis.jpg?width=1200)
姿勢の悪さや身体の歪みが後頭部あたりに負担をかけてくるため、
パソコン作業やスマフォ使用で姿勢が悪くなっていたり、枕が高すぎて顔が前にいくような状態を維持しようとすると、後頭部から首にかけての筋肉や神経が緊張してきます。
日頃の姿勢や生活習慣を気を付ける事、首や後頭部への負担軽減と筋緊張の緩和は慢性頭痛において非常に重要なことだとということをご理解いただければと思います。
緊張型頭痛における活動性筋筋膜トリガーポイントと疼痛強度に対するドライニードリングの効果:無作為化比較試験 - PubMed (nih.gov)
今回の記事は以上です。
少しでもご参考いただき、お役に立てられれば嬉しく思います。
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