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日々のまま

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エッセイ。みたもの、聞いたこと、感じたこと。あの日の旅のこと。日々のままに、そのままに。
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#フィジー

どっしりとした幸せ

どっしりとした幸せ

ナバラ村で伝統家屋であるブレを見たとき、ふと竹富島の赤瓦の屋根の家を思い出した。なんとなく似ているな、と思った。造りもそうだけれど、備わっているものが。生きるために本当に必要なことだけがある家。家族やご近所さんや大切なひとたちが集まれる開放的な家。今日の天気や、季節が感じられる、つまり風を感じられる家。先人たちの知恵が詰まった土地に馴染んだ家。

そこには立派なカウンターキッチンや、冬を凌ぐ床暖房

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旅をしながらいつだって | フィジー日記

旅をしながらいつだって | フィジー日記

トゥイと別れを告げて、ナバラ村からナンディへ戻る。今日はコロトゴという場所に行く。上がったり、下がったり、昨日も通ったでこぼこの道を行く。たった一晩居ただけなのに、1日も満たない時間を過ごしただけなのに、トゥイを、ナバラ村を恋しく思ってしまう。またきっと来られたらいいな。

ナンディからコロトゴまでは、ナンディ空港から出ているバスでシンガトカまで行き、そこからタクシーで15分ほど。ナバラ村からナン

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ナバラ村にて原風景を | フィジー日記

ナバラ村にて原風景を | フィジー日記

6/20
ナバラ村でのこと。現在夕方17:30。部屋にはココナッツの身を削る音と、トゥイ(この宿のオーナー)が料理する音、それから鳥の鳴き声だけが響いていた。電気はついておらず、さっきまで読書をしていたのだけれどもう流石に暗くて字が読めず、今日の出来事を書き込むことにした。

朝、ナンディの宿にサム(運転手)は四駆の大きな車で8:20に出迎えてくれた。予定より25分早い。フィジータイムということを

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