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双極性障害のわたしと、わたしのおうち



トラウマとは根深く、解決が困難な問題ですよね。

ゆらちゃん自身は家庭内のある1人に恐怖心やトラウマを感じている。祖母です。


祖母から直接的に暴行を受けたり暴言を受けた訳ではないとは考えられるけど、記憶が曖昧なので全くないとは言いきれない。

けれどとにかく祖母がトラウマなのである。

祖母が傍に来ると体が硬直し声が出なくなる。 息が詰まる。
消えたくなる。
人生が嫌になる。
自分が嫌いになる。
全てが嫌になる。

幼い頃から祖母は私の兄や姉と揉めることが多かった。なんでだろうね。

小言の多い祖母に休職中だった兄は「キチガイだ」と言われていた。

兄は鬱病になり、よく物を破壊して自身の精神安定を図っていた。

茶碗はよく割れ、祖母が死んだ祖父の形見だと言っていた椅子も原型が無くなるほどめちゃくちゃにしていた。壁に穴も空けていた。

お兄ちゃんは当時、それで安心できていたのかな。

激しい破壊音と兄の怒声に近いような発狂で目が覚めることが多かった。
正直こわい、と思っていた。

一時期情緒が不安定なおにいちゃんがこわかった。

兄が本気で祖母を殺すんじゃないかと思う日もあった。

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