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共感的コミュニケーション〔実践編〕

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2018年9月の記事一覧

オンラインとリアル参加で共感文章講座でした

月に一回のペースで開催している共感文章講座、終了。

共感的コミュニケーション(NVC)をテキストベースで応用するには、ふたつの狙いがある。
ひとつは、リアルタイムでは難しい面がある共感の表現やコミュニケーションについて、自分のペースでじっくりと取り組むことができるテキスト表現の世界で練習し、確実に身につけること。

そしてもうひとつは、メールやSNSなど、テキストを用いたコミュニケーションが増大

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今月は個人セッションの機会が多かった

今日もゼミ/講座の合間にオンラインでの個人セッションをふたりおこなった。
今月はこれまでにもっとも個人セッションの多い月だった。
オンラインが多かったが、直接面談も出張セッションもあった。
いずれにしても、おひとりおひとりと個別の、プライベートで、ときにはシビアな問題と向き合い、深く聞き、共感を向ける時間だった。

何年か前から共感的コミュニケーションの学びの場を自分で作ったり、各地でのカフェや個

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9月開催の共感編み物カフェ

今月も共感編み物カフェを開催した。
午後3時からうだうだと、好きな時間に来て、好きな時間に帰ってもらってもいいし、ずっといてもいいし、またオンラインで自宅から参加するもよしの、大変気楽な会だと思う。
実際、私も気楽にやっている。

共感的コミュニケーションをベースにしたお互いに尊重しあう安心の場としての編み物カフェということになっているが、がちがちにそんなことを意識しなくても自然に編み物で手を動か

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自分の喜びから人になにかをしてあげる

自己共感がしっかりできていて自分自身のニーズから行動している人と、自分のニーズを置きざりにしてなにかをしてしまっている人とでは、起きることがまったく違ってくる。

たとえば、家族に料理を作ってあげるとする。
家族が喜んでくれたり、あるいは料理を作る余裕がなかったり疲れたりしている家族をいたわることを思ったら、それは自分自身の喜びである、「料理を作らなければ」ではなく、「料理を作ってあげたい」という

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自己共感のパワーで請求書の怖れを軽減する(笑)

日常的に練習して、共感的コミュニケーションを身につける方法を、私はいろいろ実践したり提案している。
共感手帳術もそのひとつだが、レシートを使う方法もある。

なにか買い物してレシートをもらったとき、それをとっておいて、あとで共感練習に使うことができる。
たとえば、ドラッグストアのレシートに、

 ハッカ油 1,155円

とあったとする。
それはいったい、なんのニーズで買ったのだろう、ということだ

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テキスト表現は自己共感力をたかめる

先月の身体文章塾は参加人数が多い回があって、多様な人たちが参加してくれたのが楽しかった。
常連の参加者にも刺激になったようだ。

オンラインでの常連の知念さん(沖縄)や奥田くん(小金井市)をはじめとして、岐阜や長野からのオンラインでの参加者、国立・春野亭の現場にはゼミ生の良輔くんが来てくれたほか、元ゼミ生でいまは大阪在住の照井数男くんも遊びに来てくれたりした。
野々宮卯妙も参加したし、私も作品を提

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