涙が出る仕組み。人前で泣きたい人は少ないはず。
「泣いて解決できると思うな」「泣けばいいってもんじゃない」「何泣いてるんだよ、面倒くさ」
と思われることは、泣いている本人も重々承知しております。こんなふうに思われることが分かっているのにわざわざ人前で泣くことはしません。では、なぜ人前で泣いてしまう人は泣いてしまうのでしょうか。
こんばんは。冬譜です、先日のノートでは挨拶を忘れておりました。と挨拶は置いといて本題です。
もうすでに知っているよという人も多いと思いますが、涙は、刺激を与えられると脳の感情をつかさどる部分が刺激されて、また涙腺を刺激するからです。
といわれてもあまり良く分からないですよね。
例えば、怒鳴られることに非常に脳にストレス(刺激)を受けやすい人は、怒鳴られると泣いてしまいます。他にも、緊張、感動、悲しみ、怒りの刺激で涙を流してしまう人もいます。
普段は人前で泣きたくて泣く人なんてそんなにいないと思いますし、慰めてもらいたくて泣いているのではありません。(涙を利用して甘える人もいるらしいですね。そういう人がごくたまにいるから泣いている人に「泣くな」と思うことが多いのでしょうね。)
でも、「泣いちゃだめだ泣いちゃだめだ」「ここで泣いたら慰めてもらいたいって思っていると周りに思われてしまう」「泣いて甘えていると思われる」と理解しながらも、刺激があれば泣いてはいけない場面でも涙が出てくる人もいます。
「なぜ泣くのか分からない、こんなこと泣くことではない」と思う人もいると思いますが、人によって刺激となるものは個人差がありますし、刺激の強弱で涙が出る時間や量も違うと思いますし、脳内で涙の量をコントロールできるのも人それぞれだと思います。
大人になれば、理性的な脳が良く働くようになり、泣いてはいけない場面で泣かずにいられる人もいますが、脳の発達はそれぞれです。泣いてはいけない場面で泣かない人もいるので、涙がどうしても出てしまう人は、工夫をしていけば涙が出にくくすることもできると思います。
では、ここでは男性は涙が出ることは少なく、女性は涙が出る印象が強いですよね。どうしてなのか考えてみました。
男性は合理的な脳の構造となっていると思います。よく、女の人はオチがない会話をだらだら続けていてつまらないと言いますよね。共感はできます。勿論、そういった会話がつまらないと思うのも男性の一部の人であり、楽しく会話ができる男性もいることでしょう。
女性は赤ちゃんの気持ちを読み取るために感情の脳の分野の働きが活発であるので、会話で共感することを重要に感じます。なので、感情の分野が良く刺激されやすく涙が出てくる人が多いです。また、男性は「男の子なのだから泣くな」と言われて育つことが多いようで泣くことを悪いことだと思って泣けない人も多いかと思います、そういったジェンダーの問題は改善していかなければなりません。私自身は女性も男性も泣いていいと思います。
これは「人が泣くのを許してやれ」という話ではありませんが、「なんで泣いているのか本人の考えが理解できない」という人に、「泣いてはいけないと分かっているのに刺激があり涙が出てきてしまう人もいる」ことを知ってほしかったのです。
本日も、長ったらしい文章を読んでいただきありがとうございます。
(ps 自分の文字に太さがないことに気づき、工夫してみました。何を太字にしたらいいか分からなかった; あと、タイトル画像を挿入するのって意外と簡単なのですね!!感動しました。というPC音痴で御座いました。)
冬譜
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