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凸凹が輝く、毎日へ

人より劣っている部分を
知られたり
見られたりすると

馬鹿にされて
嫌われてしまうんじゃないかという恐れが
無意識下にずっとあった

それは幼い頃
子供たちによって無邪気に
残酷に
刻み込まれた傷の跡だったように思う


「ちゃんとしなきゃ」の呪縛も
「はみ出したら傷つけられる」と
ずっと怯えていたのかもしれない


けれど
すべての人に好かれることが
不可能なように

すべての人に嫌われることも
不可能で

そんな
へっぽこな部分を見せても
酷い言葉を言ったり
傷付けたりしない人がいるのを
私はもう知っている


どんな気持ちを抱くかは
相手の自由で
そこに責任を感じることはないし
否定の言葉を受け入れる必要もない

無意識にすべてを受け止め
受け入れようとしていたから
傷付かなくていいことに傷付き
怖がらなくていいことに怖がっていた

すべての人に好かれる必要もないし
すべての人を好きになる必要もない


自分らしく在ることを肯定してくれる
まわりの人の光で

この恐れが、
少しずつ少しずつ
薄れてゆき

今朝ふと
ふわり
消えたように感じた


誰かの優れている部分を
手放しで喜び
劣っている部分は
一緒に助け合う

そんな世界で生きていきたいから

自分のできることをキラッキラに磨いて
凹んだ部分は
「助けて!」と
どんどん出していく先に

凸凹が輝く
毎日がある

(2022年4/11)

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