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SNSを見ると、どれくらい睡眠時間が減るのかの研究

参考文献(こちらを読むとより理解が深まります)

①前書き

皆さんは、夜に十分な睡眠がとれていますか?

もし取れていない場合、その原因はSNSかもしれません。

今回は、シンガポールの高校生を対象に、SNSが睡眠時間にどのように影響してくるかを行った研究があるため、紹介したいと思います。

②人は1日にどの程度SNSを使用しているのか?

2016年にシンガポールのニー・アン・ポリテクニックと呼ばれる高校で

行われた研究になります。

高校生969人を対象に行われた研究で、まずSNSを使っている時間を調べました。

その結果、シンガポールにいる高校生の6割以上はは、WhatsApp、YouTube、Instagram、Facebookを1時間以上、毎日使用していることが分かりました。

③SNSが睡眠にどのように影響してくるか

次に、SNSと睡眠時間を比較しました。

この研究の結果、高校生969人の内

睡眠時間が6時間未満だった人・・・・488人(50.4%)

睡眠時間が6時間~7時間だった人・・・・457人(47.2%)

睡眠時間が9~10時間だった人・・・・18人(1.86%)

睡眠時間が10時間以上だった人・・・・6人(0.54%)

と言う結果が出ました。

つまり、今回の研究に参加した高校生969人の内、約6割の488人が6時間以下の睡眠だったことが分かりました。

また、この睡眠時間がSNSによるものかどうか調べた結果、総監があったため、SNSによって睡眠時間が少なくなっていることがこの研究で分かりました。

④なぜ、SNSで睡眠時間が少なくなるのか

 スマートフォンの光には、ブルーライトが使用されています。

このブルーライトと言うのが人が眠るときに必要な「メラトニン」と呼ばれるホルモンの合成を邪魔すると言われています。

 つまり、メラトニンは睡眠と覚醒のリズムの調節を行っているホルモンですが、スマートフォンに使用されているブルーライトが長く見ると、メラトニンの分泌が抑制され、夜になって光を感じなくなるとメラトニンが多く分泌されると言われています。

画像1

引用:厚生労働省参照

そのため、SNSでスマートフォンをよく見ると、睡眠時間が短くなると言われています。

⑤最後に

 最近で、Youtubeなどの長時間見たくなるSNSが普及し始めました。

皆さん、特に学生の方は、寝る1時間前以内にはSNSを触らないようにしますよう。

以上が「SNSを見ると、どれくらい睡眠時間が減るのかの研究」についての内容でした。

参考文献も見るとより分かりやすい図などがあり、より深い知識が得られますので興味のある方は、参考にしてみてください。

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