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【読書感想文】むしろMRさんに問いたくなる本。「医者に問う!」
足が冷えやすいので
厚いルームソックスを
重ねばきしているのに
なんかかかとが冷えるので
見てみたら、
見事にこうなってました、
シマダです。
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◆医者に問う!
この本は、
むしろMRさんに問いたくなる本だ。
MRは存在価値があるのか。 家族が病に侵されたとき、医師との関係はどうなるのか――妻のがんをきっかけに自身の仕事を見つめ直し、また、治療する医師の姿を間近に見て、医師への思いが変わっていく主人公の姿を描くヒューマンドラマ。~ストーリー~製薬会社に勤務するMR流山ひかる(40)は、笑顔の仮面をつけて、情報提供先の医師たちと接している。順調にMRとしてのステップを上っている時、妻が子宮頸がんを患ってしまう。顧客であった医師に、本当に妻を任せられるのか。患者家族として、医師を信頼できるのか。流山は葛藤する。患者家族となり、医師との関係が変わる時、流山は子宮頸がんを予防するHPVワクチンの担当に――妻の病気を治してもらうため、MRとして成功するため、流山は、全身全霊をかけて医師たちと向き合うことになるが……
関わる相手が同じでも
なんらかの事情で
互いの立場が変わり、
関わり方が変わる
…というシーンは
日常でもたまにある。
以前子ども写真館で
バイトしていたとき
スーパーでレジを打ってくれてる
おばちゃまが
お孫さんの七五三撮影にやってきた。
どもー!程度の
挨拶をするかしないかくらいの
関係性で、
スタッフ側と
お客さん側が入れ替わっただけ。
なのに、
なんだかこそばゆいというか
敬語具合はどんなかな…とか
わりと不思議な感覚になったものだ。
ちなみにお孫さん(5歳男子くん)は
めちゃくちゃ元気で
💩💩ー!!と自分で連呼して
笑ってくれるのだった。
スタジオ内はカオスだったが
結果的に撮影できた写真は
ギャンきゃわ♡であった。
それ以来、レジに並べば
おばちゃまとは挨拶だけではなく
ひとこと、ふたこと
会話するようになった。
おばちゃまとの
関係性は確実に深まったのだ。
さて、そんな
わたしたち入れ替わってる…が
MRさん(→製薬会社の営業職さん、
私の家政婦ナギサさんの多部ちゃん)と
医師(営業を受ける側)
の間で起きる話。
治験関係のバイトもしたことがあり
なーーんとなく知見があるが(韻)
この製薬会社の営業さんの肩に
のしかかっているプレッシャーたるや、
想像するだけで、えづくものがある。
そのプレッシャーが外れ、
患者家族として
日々のストレッサーである
医師に向き合うことになる
という立場の入れ替わり…。
ざわっ!
…とする。
個人的には
MRさんの本音と
実際の発言のギャップが怖かった。
ぎゃんかわ写真の仕上がりと
撮影時の💩連呼(韻)
以上のギャップだ。
個人的には、
この想いをこの人に向けたらいいのに…
この態度でこの人に接したらいいのに…
といった、色々がズレにズレてて
もどかしかった。
そして
それが最後まで続いてた。
MRさん…
今、どんな気持ちですか?
あなたは本当はどうしたかったですか?
誰に何を伝えられたら良かったですか?
これから、できることはなんですか?
医者に問う、でなくて
MRさんに問いたくなった。
しかしすごい仕事よなぁ
MRさん。
ホスピタリティと
頭脳と行動力とコミュ力が
求められる…
来来来世くらいで
転生に大成功したら
チャレンジしたい、
興味あるお仕事だ。
でも、
うまく立ち回れる気がしない。
💩と笑顔のトレードオフが
シマダ、今世の限界値みたいだ。