日常の魔法~エブリデイマジック~
今日の読書は、角野栄子著「エブリデイマジック」⭐
いちご色が好きな角野先生。ほんわりした笑顔が乗り移ったのか、手に取っただけで明るい気持ちになってきます。
11月には角野先生が館長の「魔法の文学館」がオープン予定。
メインカラーはいちご色。行ってみたいです。
ところで私の三大言霊は、
・大好き!(好意)
・ありがとう♡(感謝)
・あなたの〇〇はすばらしい☆(リスペクト)
この3つを唱えるだけで、その対象とあっという間にひとつづきになれます。ご近所の〇〇さんとも、今日買ったお花とも、立ち寄った公園の緑とも、この言霊を唱えただけで通じ合った気持ちになれるんです。
好き!には魔法があります。この本には角野先生の「好き!」がいっぱい。好きな色、場所、本、思い出、旅先の様子。好きにあふれた本だから、読んだだけで魔法にかかっちゃいます。
私はここ数ヶ月、何も発信しないで日々を過ごしていました。内面の変化が大きいので落ち着くまではそっとしていよう。それでも変化の推移は書き留めておこうと日記帳には毎日文章を綴ってきました。今日こうしてnoteに書こうと思ったのは、角野先生の本が発する「好きの魔法」にかかったからかもしれません。
文章を書く人には「第5章 私は書くのが好きなんだ!」がおすすめです。
仕事を始めるときは楽な洋服を着る(私も同じで文章を書く前は好きな服に着替えます)とか、「これから私は童話を書くんだ」と思わないとか、書き続けている人の真実のようなものに触れることができます。それが私自身の力になったような気がしています。
今まで大好きで文章を書いていたはずなのに、書くことに体調面からストップがかかり、立ち止まる時間を経験しました。文章が仕事になって、楽しむことを忘れていたようです。書くことが楽しい!気持ちいい!というお話をこれからは書きなさい。ということなんだろなーと感じています。だんだん答えが出てきつつあります。過渡期の私の背中を押してくれたエブリデイマジック、おすすめの一冊です。