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しみしみの煮物に心温まる。料理ってやっぱり愛?

今日は、もう90歳を超える親戚の叔母さんに会った。
本当に久しぶりだったけど、変わらず優しい、温かい。
帰りに、用意してあったのか、手作りの煮物とポテトサラダを
持たせてくれた。あと、買ってあった老舗のお店の寿司弁当。

煮物もポテトサラダも、普段は作らない。
時間がかかる、光熱費もかかる。
その割には、メインにはならない。
食べたくない訳ではなく
どちらかといえば、食べたいメニューなのだけど。

帰る時に、「いつでもおいで」と言われ、
「また来たいから行くね」と答えた。

人って、いつ会えなくなるか分からない。
だから、会えるうちに会っておこうと思って、行った。
ちなみに、車で2時間くらい。
すごく遠い訳ではないけど、近くでもない。

家に帰ってから、
手作りの煮物とポテトサラダを食べる。
美味しい、すごく美味しい。
この美味しさは、作り方や材料や味付けの問題を超えてる

料理って、やっぱり愛?
愛のない料理って、どう?

何時間も炊いたであろう煮物
中まで滲みてる。
その長い時間に思いが馳せられる
台所に立って味付けをしてことこと煮てる叔母さんが想像できる。

その思いと行動ありきの煮物

そういえば、外食やお惣菜ではなく、
人の作ってくれたもの食べるのいつぶりだろう。

やっぱりいいな。
こういうご飯、いいな。

身体だけでなく、薬膳で言うなら「気」も満たされる。

今度、いつ行こう。
あのしみしみの煮物をまた食べたい、
あのおばちゃんの温かさに触れに行きたいから。

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