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子供は疲れない!

 虐待サバイバーのゆうかです。
 
 私が小学生の頃の話です。
 家族みんなで、お出かけに行き、家に戻ってきた時です。
 私は「あ〜疲れた〜!!」て言いました。
 私としては満足感から出た言葉です。

 すると、父は急に怒り、
 「子供は疲れるもんじゃないっ!!」と怒鳴りました。

 私は「あ〜楽しかった〜!」の意味も込めていたのですが、父は、言葉尻だけをとらえて、せっかくお出かけに連れて行ったのに、疲れたと言われたことに、腹が立ったんだと思います。

 けれど、私は、それ以降「疲れた」と
使えなくなりました。言ってはいけない言葉、と自分中で決めてしまいました。
 そうしているうちに、やがて、私は自分が疲れているのか、疲れていないのかさえ、わからなくなっていきました、

 父の自分本意な無茶苦茶な言葉に、振り回され、自分の感情さえも、自分の思考で抑え込むようになっていったのです。

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