見出し画像

AIならオリジナルパズルも簡単に作れる!【ライアースイーパー】

こんにちは。遊花です。今回は、生成AIならオリジナルパズルやゲームも簡単に作れるというお話です。

これって驚きですよね。それまでのノーコードと言えば、プログラムコードはないと言っても自分でポチポチとパーツを貼り付けていく意外と作業工程の多い物がほとんどでした。
ところが今やAIに依頼するだけでいい。
だったら面白いアイデアはどんどん形にしていきましょう。

本日は、私が見つけた最高に面白いペンシルパズルを作った奇才nekodamanさんの考案したパズル、ライアースイーパーをご紹介いたします。

素敵な人と繋がれるのも、SNS機能があるnoteのよさの一つですね。

ライアースイーパー(作者:nekodaman)

ルール:

  1. パズルは N×N のグリッドで構成されています。

  2. すべてのマスにはヒントとして数字が書かれています。

  3. 一部のマスを黒く塗りつぶします。他のマスはそのままにします。

  4. ヒントの数字は、そのマスに隣接する8マス(縦・横・斜め)に含まれる黒マスの数を示します。ただし、黒く塗りつぶしたマスのヒントは無視してかまいません。

  5. 黒マスが2×2のブロックを作ってはいけません。

  6. プレイヤーの目的は、黒く塗りつぶした数字以外の、残されたすべての数字が正しく周囲の黒マスの数を示すようにすることです。

遊花の感想

このパズル、簡単に説明するとまずは、マインスイーパーを想像してくれると話が早いです。
マインスイーパーでは、マスに書かれた数字から隣接する爆弾の数がわかります。そこで、爆弾の位置を推測し特定します。全部の爆弾の位置を推測出来たらクリアとなるゲームでしたね。

ライアースイーパーはこれをペンシルパズルにして、鉛筆で塗ったりチェックしたりして遊ぶことを想定して改良されています。
でも、1つそこには面白い工夫があって、特定するのは爆弾ではなく、ダミーの数字なんです。

そう、数字が書かれたマスには実際には矛盾する存在があって、そのマスを特定するのがライアースイーパーなんです。まさにライアー(嘘)ですよね。

nekodamanさんのnoteでは、他にも面白いパズルがあるのでパズル好きな人は見ていって下さいね。

それで、私はこのパズルがとても面白いと感じました。
なぜかといえばシンプルで分かりやすいルールなのに、推測がしっかりと必要になっていて、解けた時の爽快感は、ナンプレに近いものがあります。

そして、ナンプレは1~9まで頭を使うので電車に乗ってるときにやってるのですが、かなり集中しないといけなくて疲れるんですよね。
もう少し気軽にできて、でも解き味のあるパズルを私は探していました。

このパズルは、マインスイーパーの運要素をなくし、推測で解けるゲーム性になっています。
やってみると意外と難しくて最初は間違えてばかりでしたが、少しずつコツがわかってきます。

と、いう訳で…

AIでパズルを生み出す時代

今の時代、AIでオリジナルパズルも簡単に作れるようになりました。
このパズルのよいところは、もう一つあってシンプルなルールであり既存のパズルの改良であるため、AIに指示をして作らせるのが容易であるということです。

nekodamanさんも、ChatGPTのo1-previewでパズルのルールを一緒に考えたそうです。
私は、紙やペンではなくスマホだけで簡単に遊びたかったのでClaudeのArtifactsを使って作ってみました。

AIで作ったオリジナルパズルで遊ぼう

それがこちらです。(画像はPCからのスクショです)

ゲーム開始画面

最初に、ライアーの数を指定します。ライアーの数は3~7の中から選ぶことができ、3は一番簡単で多くなるほど難易度が上がります。

ドロップダウンでライアーの数を選択します。
(PCとスマホではドロップダウンの表示が違います)

「新しいパズルを生成」ボタンを押すと数秒待つことでゲームが始まります。ボタンを押してから生成までかなり待つので、連打しないように気を付けてください。(矛盾のない問題の作成を行っているため時間がかかります)

問題が生成されたら、マスをクリック(スマホの場合はタップです。以後クリックと呼びます)してゲームができます。

全てのライアーがあるマスを推測し黒く塗りつぶせば正解となります。
今回は、ライアーの数を3に設定しましたので3つマスを黒く塗る必要があります。

クリックするごとにマスの背景は白から水色→青→黒と塗りつぶされます。
水色と青は、このゲームにおいてチェック用であるためどのように使っても問題ありませんし、ゲームの正解判定には関係ありません。

私の場合は水色で推測が終わった白をチェックするために使用しています。
青は怪しい、ライアーっぽいと推測した色をチェックするために使用しています。

最初の盤面から少し塗ってみました。

3は明らかにライアーっぽいので青くしました。するとその周囲の1は確定と推測し水色でチェック。

すると水色に塗った2というヒントから2の下のどこかにライアーがあることがわかります。2が3つ連続していることから、怪しいと思うところを青くします。

このように3つ青くしました。うん。どうやら矛盾がなさそうですね。今回のライアーの数は3つなので、全て特定できているようです。これで青を黒に塗ります。

さあ、3つのライアーを特定しました。これであっているでしょうか。
「正解を確認」ボタンを押します。

お、「正解!」と表示されましたね。
ちなみに不正解の時はどうなるかも説明しておきます。右上の「新しいパズルを生成」ボタンを押して暫く待ちます。そして適当に間違えてみると…

不正解の時は、間違えたマスを赤くして教えてくれます。
今回は2か所の黒はあっていたことがわかりますね。

ClaudeのArtifactsを活用しよう

最後に、このゲームが簡単に作れたのは私が天才プログラマーだからではなく、AIが優秀だからであることを付け加えておきます💦

特に、ClaudeのArtifacts機能を使うとこのように完成したゲームで遊ぶことも簡単にできます。私はClaudeを使うまではChatGPTに生成されたコードをVScodeに貼り付けたり自分で環境構築をしていました。でも、もうそんなことはしなくてもいい時代です。

もちろん、ちゃんとしたアプリを開発するなら別ですが、ゲームとしてまず作って遊んでみて、それが面白いかを試すだけならArtifacts機能を使うのは非常に便利です。

ちゃんとしたアプリを作ったりするのはその後でもいいかと思います。

皆さんも、ライアースイーパーとっても面白いのでぜひ遊んでみてください。

👇ライアースイーパーを遊ぶならこちらから誰でも遊べます。このように共有だってサーバー代すら不要で簡単にできるんです。

※このArtifactsには本家のライアースイーパーに遊花の勝手な解釈で遊びやすいようにしたアイデアを加えてしまっています。
👇正式なものは、nekodamanさんのnoteで確認してください。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集